「カッコいいラジオが欲しい」から誕生したラジオ「Hint」の先行予約開始 ワイドFM対応でBluetoothスピーカーにも
クラウドファンディングで3000万円以上の資金を集めた新しいラジオです。
ニッポン放送、Cerevo、グッドスマイルカンパニーの3社によって開発されたワイドFM対応のラジオ「Hint(ヒント)」が、先行予約の受付を7月20日から開始しました。
Hintは、昨年にクラウドファンディングサイトCAMPFIREで開発のための支援を募集し、目標金額を大きく超える3000万円以上の資金を集めた商品。ニッポン放送のアナウンサー・吉田尚記氏の「カッコいいラジオが欲しい」という思いから企画がスタートし、デザイナーメチクロ氏によって本体がデザインされています。
プロジェクト終了後にも購入を希望する声が多く寄せられたため、一般発売が決定。ビックカメラ.comや全国のビックカメラ、コジマ、ソフマップのラジオ取扱店舗にて9月初旬から販売されます。
特徴として、クリアな音声でラジオを聞ける「ワイドFM」に対応しているほか、本体上部のスピーカーに加えてウーファーとツイーターを追加した「無指向性の3WAYスピーカー」を搭載。またスマホと接続できる「Bluetoothスピーカー」としての機能も搭載されています。
室内での電波環境を安定させるため「外部アンテナ」が付属し、さらに本体の振動を抑えて音質向上を図る「インシュレーター」も同梱されます。
その他にも、ラジオ番組で流れた 「DTMF音(電話のダイヤル音)」に含まれる情報を本体で解析してスマートフォンへ送る“BLEビーコン機能”によって、「番組で紹介したWebサイトのURLをスマートフォンで自動的に通知する」といった連携も可能になるとのこと。
電源はACアダプタ、または連続稼働時間約3時間のバッテリーで動作し、重量は1075グラム。価格は2万2000円(税別)で、カラーはフロストシルバーとブラックの2色。現在Cerevoオフィシャルストアやグッドスマイルカンパニーオンラインショップでも予約が可能です。
(宮原れい)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 現代にカセットテープが復活? レトロ感あふれるラジカセの開発に向け、クラウドファンディングがスタート
カセットテープブームが再燃している一方で、再生するラジカセがあまり製造されていないのだそう。 - 股間をたたくと「チーン」と鳴るウェアラブル電子楽器登場 考えた人は今すぐ反省して、今すぐにだ
PVが陽気過ぎる。 - 「ブオオォォーーッ!!! ブオオォォーーッ!!!」 トイレの音を消す“音姫”ならぬ“音将軍”が「今この中で踏ん張ってます」と言わんばかりの男らしさ
脱糞という名の戦の始まりを高らかに宣言。 - 番組をダウンロードして聞けるラジオアプリ「ラジオクラウド」 TBSラジオや文化放送などが参加
番組をスマホにダウンロードしてオフライン時に再生することも可能。 - 近未来が舞台のジェットセットラジオ? 3Dアクション『Hover』がSteamにて正式リリース
音楽もかっこいい。