『ONE PIECE』初の実写化、ハリウッドでテレビドラマに 尾田「ファンを絶対に裏切らないことが条件」
プロデューサーは、テレビドラマ史上最も制作費がかかる作品になると予測。
尾田栄一郎さんの漫画『ONE PIECE』がハリウッドでシリーズの実写ドラマ化されることが決定しました。連載開始20周年の節目での発表となり、『ONE PIECE』の公式Twitterアカウント(@Eiichiro_Staff)は初の実写化について尾田さんからの肉筆コメントを公開し、経緯を説明しています。
公式アカウントによると、これまで実写映画の話は国内外問わず多くありましたが、「ファンを絶対に裏切らない事」を鉄の条件に尾田さんと丁寧に話し合い、「世界観を映像化できるのか」という点で厳密に精査してきたとのこと。そこでドラマ「プリズン・ブレイク」などを手掛けたテレビプロデューサー、マーティ・アデルスタイン氏という“信頼できるパートナー”を得て、2時間の映画よりもシリーズドラマこそが『ONE PIECE』の見せたいことを丁寧に表現できると判断し、契約に至ったといいます。
マーティー氏は20年来の『ONE PIECE』ファンであり、今作品が「テレビドラマ史上、最も制作費がかかる作品になると思う」「世界中の注目度を考えるとその価値がある」とコメント。「今回、大切な作品を集英社と尾田氏が託してくれたことを光栄に思います。私の持っている全てをかけて『ONE PIECE』のシリーズを絶対に成功させる」と意気込みを見せています。
尾田さんはコメントで、実写化に踏み出そうと決めたのは約3年前と告白。「紆余曲折あり、良いパートナーに出会い、ちょうど20周年を迎える今日、その製作発表に至ったのは実は偶然であり、とても嬉しく思います。まず『20年間作品を支えてくれいるファンを絶対に裏切らない事。』これが僕からの条件です。不安の声もあがるでしょうがどうか期待の声をください。そして、胸を躍らせ、続報をお待ちください。お楽しみに!!」とファンに向けています。
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