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日本郵便は、「撫子(なでしこ)」や「茜(あかね)」など秋の日本の伝統色を題材にした切手「伝統色シリーズ 第1集」を9月20日に発行します。伝統色を四季に分けて全4集発行していくシリーズの1集目となるものです。
古来、日本人が日常生活で色について情緒あふれる独特な呼び方をしてきた点に着眼したシリーズ。10枚つづりの62円切手セット、82円切手セットに、それぞれ10種類ずつ伝統色とイラストが配されています。デザインは、昨年も伝統色のグリーティング切手を手掛けた切手デザイナーの星山理佳さん(関連記事)。
第1集は、秋を代表する明るい紫色の花「竜胆(りんどう)」、秋の七草の一つで小さな黄色い花を咲かす「女郎花(おみなえし)」など20種類。月の光のような青みがかった白色「月白(げっぱく)」にはお月見らしく月とうさぎが描かれていたりと、風情がありかわいらしいデザインがこちらの収集欲をくすぐります。
色のラインアップは、62円切手が「撫子色」「竜胆色」「柑子(こうじ)色」「藁(わら)色」「葡萄(えび)色」「女郎花色」「群青色」「茜色」「木賊(とくさ)色」「朽葉(くちば)色」。82円切手が「紅葉色」「月白」「黄金(こがね)色」「栗色」「萩(はぎ)色」「玉子色」「柿色」「胡桃(くるみ)色」「枯草(かれくさ)色」「鶸(ひわ)色」です。
62円切手シートは1枚620円で100万シート、82円シートは1枚820円で300万シート販売予定。全国の郵便局の他、オンライン通販サイト「切手SHOP」などで販売されます。
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