「ジャイアントカプリコ」は、日本人なら知らない人はいないほどの定番お菓子。でもこのジャイアントカプリコに「顔が付いたカプリコ」があるってご存じでしたか?
うわさによると、カプリコの側面に時々カプリコのキャラクターである「カプすけ」「Zくん」の顔が描かれていることがあるんだとか。なにそれ気になる! ということで、早速まだ見ぬ顔が付いたカプリコを求めて編集部のみんなで開封の儀を行ってみました。
いい歳した大人たちが「どれにしよっかな〜」などと言いながらカプリコに群がっている光景。完全なる世界平和がそこにありました。カプリコは地球を救う。
とりあえず1人1個ずつカプリコを開けてもらったところ、編集部の黒木くんのカプリコに「カプすけ」の顔が!
実はこれ、最近リニューアルして加わった「カプリコ占い」という新仕様。従来のカプリコのほかに「会えたらラッキー!」な顔が付いたカプリコが入っているかもしれないんだそうです。どちらかというと不幸に愛されているタイプの黒木くんだけに(こないだも家のカギを無くしてた)、みんな「マジでいいことあってほしいな」という目で見ていました。
どうやら「いちご味」では「カプすけ」、新製品の「クリスピーチョコ味」では「Zくん」の顔が出るもよう。ちなみに「俺も顔つき出したい!」「シンプルにカプリコがうまい」「子ども用に何本かもらってっていい?」などと「追いカプリコ」をする編集部員が続出し、本当に「スタッフみんなでおいしくいただきました状態」になりました。みんなそんなにカプリコ好きだったのかよ!
グリコの人にいろいろ聞いてみた
みんなで食べたら異様に盛り上がってしまったカプリコ占い。いい機会なのでグリコのマーケティング担当者にいろいろ聞いてみました。
―― どうしてカプリコに「顔をつけよう」と思ったんですか?
グリコ:カプリコはおいしさはもちろんですが、「ウキウキするお菓子」であることを大切にしています。お客さまからも「カプリコを持つとうちの子どもがとびきりいい笑顔をする」といった声をいただくことが多くて。開けるときにどうしたらもっとウキウキしてもらえるか、笑顔になってもらえるか、と考えて「カプリコ占い」を企画しました。
―― カプリコ占いを始めてから反響はありましたか?
グリコ:いつも買っている方が「今日のカプリコは顔がついてた!」と驚いてくれたり、「かわいい!」と喜んでいただけてたりしているみたいです。パッケージの隙間からちらっとのぞいている表情がかわいいので、ぜひ食べる前に確認してみてください!
―― ちなみに大人のカプリコファンって多いんですか? 今回検証のために社内でカプリコを並べていたら他部署の人まで集まってきて「お前らそんなにカプリコ好きだったのかよ!」ってなったんですが。
グリコ:大人の方も多いですよ! 子どものころから好きで食べ続けていたり、久しぶりに食べたら懐かしくて楽しいと言ってくれたりします。実はカプリコが一番売れているのは30〜40代のお母さん層です。もちろんお子さんに買ってあげているケースが多いんですが、自分が好きで一緒に食べているという人もいるみたいです。
―― カプリコの特徴的な形は何か理由があるんですか? アイスの「ジャイアントコーン」に似てますよね。
グリコ:ジャイアントカプリコが生まれたのは1970年で、当時はまだチョコ商品にそれほどバリエーションがなかったんです。「歩きながら片手で食べられるスポーティなお菓子」をコンセプトに考えてあの形になりました。
―― チョコ菓子のシリーズで「いちご味」がメインというのも珍しいですよね。
グリコ:実は最初に発売したジャイアントカプリコはチョコ味だったんです。数年後にいちご味を出したら大ヒットしてメインになっていきました。いちご味のチョコとして皆さんに浸透しているのはうれしいんですが、新作の「クリスピーチョコ味」など他の味もおいしいのでぜひ食べてみてほしいです!
―― 2017年には「生ハムメロン風」という斬新な味も登場して話題になりました。
グリコ:クレーンゲームの景品として開発したものですね。これもせっかくゲームの景品なので「どんな味なのか食べるときにウキウキできる味」をコンセプトにしました。今後もいろいろな「ウキウキ味」を開発していきたいと思っているのでご期待ください!
大人も子どももウキウキできる魔法のお菓子「ジャイアントカプリコ」。今度食べるときには「顔」がついていないかチェックしてみてください!
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提供:江崎グリコ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2017年9月20日