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ローソン、「じっくりコトコトコーンポタージュ」販売を一時中止 調査結果も報告

過度な加温による化学反応で変色したとみています。

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 ローソンは11月6日、コーンポタージュ缶の中身が変色しているという購入者から問い合わせがあった件について、調査結果を公表しました。

ローソン コーンポタージュ
調査結果

 問題の商品はポッカサッポロフード&ビバレッジの「ポッカサッポロ じっくりコトコトコーンポタージュ 190g(缶)」 で、中身が茶色く変色しているとTwitterに複数の報告が寄せられていました(関連記事)。

 販売店舗の加温じゅう器に残っていた同じ環境下の商品をメーカーで検査したところ、数本に変色が確認されたとのこと。病原性菌の検査では、大腸菌群・大腸菌・黄色ブドウ球菌・セレウス菌の検出はなかったとしています。

 同商品は、過度な加温によって食品中の糖分とアミノ酸(またはタンパク質など)の化学反応が起きて褐色に変化する現象が確認されており、ローソンは今回の件も加温による変化と判断しています。

 メーカーでは販売店に「60度以下および2週間以内の加温」で販売するよう推奨しており、販売店の加温じゅう器に不具合はなかったとのこと。しかし「何らかの原因で当該商品が高温または長期間加温されたもの」と推察しているとしています。現時点では、その原因の特定には至っていないものの、今後も調査を行うと述べています。

 ローソンは「皆様にご迷惑、ご不便をお掛けしていることを深くお詫び申し上げます」と謝罪。現在、同商品の販売を一時中止しています。

ローソン コーンポタージュ 変色が報告された、ポッカサッポロ「じっくりコトコト つぶ入りとろ〜りコーン」(ポッカサッポロのサイトより)

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