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小学館は10月20日、同社が6月に発売した『小学館の図鑑NEO きのこ』について、毒キノコを誤って「食用」と記載していたことが分かったと発表しました。これまで同書による健康被害は報告されていないものの、手元にある場合は回収するため、送料着払いで送ってほしいとのこと。
誤記載があったのは25ページ。「ヒョウモンクロシメジ」の説明文に「食用」とありますが、実際には毒キノコで、もし発見した際には「決して食べることのないようご注意いただけるようお願いします」と呼びかけています。
誤記載の原因は、小学館によると「編集の途上で、監修者からいただいた修正指示を担当編集部が見落としていたことに起因しております」とのこと。今後については「編集・校了体制をいっそう強化し、かかる事態を二度と招かぬよう努めて参ります」としています。問い合わせ先、送付先などは小学館サイトを参照。
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