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中古同人誌を専門に扱うショップ「コミケットサービス」が2017年12月31日をもって閉店することが公式ブログ・公式サイトなどで発表されています。
「コミケットサービス」は日本を代表する同人誌即売会「コミックマーケット」が開催される際に会場契約やカタログ製作を担当する有限会社コミケットが運営する古書店。
在庫量は20万冊(公式サイトより)を誇り、「他の古同人誌を扱うお店よりも さらにマニアックな品揃え」をウリとした中古同人誌の販売だけでなく、コミックマーケットサークル申込書の販売も行っていました。近年成長が著しい同人界隈を支えてきた、貴重な存在のひとつ。
その歴史は世田谷区池ノ上から始まり、下北沢へ移転。2012年にはリニューアル移転で下北沢北口の一番街商店街で場所を移し、営業を続けてきました。
閉店のお知らせには多くの人々から惜しむ声、懐かしむ声、これまでの功績に対して「お疲れ様」「ありがとう」と労う声などが寄せられています。
営業は2017年12月31日、コミックマーケット93(C93)の最終日までとなり、オンラインショップは12月24日まで。11月1日からは閉店セールが実施されており、店頭では30%オフ、オンラインでは20%オフとなっています。
次回C94のサークル申込書については「2018年1月〜2月は、コミックマーケット94のサークル参加申込書セット・合体配置用封筒の販売のみを店頭で行います。店舗に人がいない日もありますが、あしからずご了承ください」とのこと。
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