advertisement
熊本市現代美術館で、「熊本城×特撮美術 天守再現プロジェクト 展」が12月16日から2018年3月18日まで開催されます。特撮美術の技術で、熊本城の天守閣と宇土櫓(うとやぐら)を20分の1スケール模型で再現し展示する試み。観覧料は一般1000(800)円、65歳以上のシニア800(600)円、高校生以上の学生500(400)円で、中学生以下は無料となります。
※かっこ内は前売り料金。美術館友の会証を提示した場合、1回限り無料となります
2016年の熊本地震で被災した熊本城は現在も修復工事中で、多くの部分が立ち入り禁止。この状況を受けて「熊本の力になることができれば」と、同館と熊本出身の美術監督・三池敏夫氏がプロジェクトを立ち上げました。三池氏は平成「ガメラ」シリーズや「ウルトラマンサーガ」、「シン・ゴジラ」で特撮美術を手がけた経験をもって監修を担当。展示全体のプランを提示しています。
城下の街並みをイメージしたミニチュアセットも展示され、その中では特撮映画のように迫力ある写真撮影を楽しめるとのこと。また、地震で全壊した阿蘇神社の楼門も20分の1スケールで再現・展示されます。
(沓澤真二)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 野外にスピーカーでできた鳥居あらわる Bluetoothで好きな音も出せて気持ちよさそう
徳島県神山町におけるアートプロジェクト「神山アーティスト・イン・レジデンス事業」の一環。 - 復旧中の熊本城もランクイン 「旅好きが選ぶ!日本の城ランキング」発表
「姫路城」が安定の連続1位。 - 熊本城の被害状況が詳しく分かる特設サイトをNHKオンラインが解説 立体CGや全国から集まった熊本城の思い出写真などを公開
あれから一年経ちました。 - 「マインクラフト」で「天空の城ラピュタ」を再現するプロジェクトが6年を費やしついに完結 作者に製作の苦労や見どころを聞いた
製作にかかった総時間は2190時間! - 初詣の「ベビーカー自粛」騒動を振り返り、寺の住職が事情を説明 「差別的な意図は一切無い」
混雑が予想される場所でのベビーカー利用の是非から差別、少子化問題などに議論が広がった。