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野外にスピーカーでできた鳥居あらわる Bluetoothで好きな音も出せて気持ちよさそう
徳島県神山町におけるアートプロジェクト「神山アーティスト・イン・レジデンス事業」の一環。
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Bluetooth接続すると鳥居から好きな音が出せる! スピーカーを積み上げた鳥居型のアート作品「Karaoke Torii(カラオケ鳥居)」が、1月11日に徳島県神山町で公開されました。神山町におけるアートプロジェクト「神山アーティスト・イン・レジデンス事業」の一環となります。
制作したのはドイツ在住の米アーティスト・Benoit Maubreyさん。年末年始に神山町に滞在中、2015年に芸術祭「神戸ビエンナーレ」で一定期間展示していた同作品を、1年ぶりに神山町で長期の常設展示用として新たに作り直したそうです。
野外で数十台ものスピーカーが鳥居の形を成している光景は圧巻。日中のみ電源が入っており、マイクや音楽機器などをBluetooth接続すれば鳥居から音を出せます。さすがに騒音や電力の消費量が大変なので、スピーカーすべてではなく上部からしか音は出ませんが、これだけ大掛かりな鳥居から自由に音を出せるのは気持ちが良さそう。
すでにTwitterでは作品の写真が5000回以上リツートされるなど注目を集めています。その奇景に「通称『オーディオ神社』としてマニアの集う場所になると推測」「マッドマックスのトレーラーみたいだw」とさまざまな声が寄せられています。
防水加工を施しており、機器が壊れるまで展示する予定。向こう数週間は10時から16時まで誰でも音を出せるよう設定されています。場所はコワーキングスペース「神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックス」の駐車場の下段あたり。
(黒木貴啓)
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おおっ、「インセプション」っぽい!