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楽天、2019年から携帯キャリア事業に参入する方針かためる 「現在のMNO市場を競争的に」「より安い料金の実現」

報道を受け「事実が決定したら、速やかに公表」 → その日のうちに公表。

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 楽天が、携帯キャリア事業に新規参入する意向をかためたことを発表しました。予定通り進めば、2019年内に自らの基地局を備える“第4の携帯電話会社”としてサービス開始するとのこと。


楽天、自らの基地局を備える“第4の携帯電話会社”へ

 携帯電話の通信量が増大しつづけていることから、総務省は携帯電話システム用周波数の追加割当を検討。2018年に、申請受付などが行われる予定となっています。楽天はこの機会に、携帯キャリア事業への新規参入を目指すことを取締役会で決議。「現在のMNO市場を競争的にする」「より低廉で利用しやすい携帯電話の料金の実現」と展望を明らかにしています。

 今後は、携帯キャリア事業を担う新会社を設立し、2019年内にサービスを立ち上げる予定。NTTドコモの回線を借りた格安スマホ事業「楽天モバイル」のノウハウや、オンラインショッピング、ストリーミングサービスをはじめとするその他の事業を活用しながら、ユーザー数1500万人以上を目指すとしています。

 楽天の携帯キャリア事業参入については一部報道機関が取り上げていましたが、同社は12月14日、「当該情報は当社から発表したものではありません」「開示すべき事実を決定した場合は、速やかに公表」と説明していました(関連記事)。この発表当日に取締役会が開かれ、今回の決議が行われたとのこと。


楽天、自らの基地局を備える“第4の携帯電話会社”へ 報道について言及し、「開示すべき事実を決定した場合は、速やかに公表」


楽天、自らの基地局を備える“第4の携帯電話会社”へ 「速やか」とは言ってたけど、まさかその日のうちに公表されるとは……

マッハ・キショ松

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