お正月はトミカで百人一首？ 1首の上の句・下の句が2台に分けてデザインされた「トミカ百人一首」が登場

パッケージも2種類発売されます。

[宮原れい，ねとらぼ]

　おみくじ付きで新年の運試しもできる「初春トミカ」シリーズ。今回は百人一首をテーマに「上の句」と「下の句」がデザインされた斬新な「トミカ百人一首」として登場です。

「トミカ百人一首」

　トミカ百人一首は、四季それぞれで有名な歌を一首ずつ選んで、それを上の句・下の句に分けて同一車種2台にデザイン。上の句4種、下の句4種の全8種で、2つの異なるパッケージで発売されます。価格は各700円（税別）。

　それぞれの歌は、歌われている情景がトミカで表現できそうなものを選び、車種についても歌のイメージを表現できる形状や雰囲気を持ったトミカを選択。例として「日産 スカイライン 2000GT-R」は、その形状が富士山に似ていることと、今回の車種の中で実車が最も古い年代のものだったことなどから「田子の浦」の歌がデザインされています。

「トヨタ マークX」：「（上の句）これや此の行くも帰るも別かれては （下の句）知るも知らぬも逢坂の関」 （蝉丸）

「日産 フェアレディZ」：「（上の句）夏の夜はまだ宵ながらあけぬるを （下の句）雲のいづこに月宿るらむ」（清原深養父）

「トヨタ クラウン」：「（上の句）ちはやぶる神代も聞かず龍田川 （下の句）から紅に水くくるとは」（在原業平朝臣）

「日産 スカイライン 2000GT-R」：「（上の句）田子の浦に打出でてみれば白妙の （下の句）ふじの高嶺に雪は降りつつ」（山部赤人）

　その他の車種では春を感じさせる淡いピンクカラーの「トヨタ マークX」、ブルーなカラーが短い夏の夜を思わせる「日産 フェアレディZ」、華麗なオータムカラーで彩った「トヨタ クラウン」と、いずれも見た目から季節の趣が感じられるものとなっています。

　通常の集める楽しみに加えて、上の句と下の句それぞれのパッケージを同時に開けて、見事一首完成させられるかなどの楽しみ方もできる「トミカ百人一首」。すでに発売中で、全国のおもちゃ販売店や、タカラトミー公式通販サイト「タカラトミーモール」などでも購入できます。

全部集めたらショート百人一首もできちゃう!?

(C) TOMY