「ヒャッハー！」からの「ネオ東京」だと……？ 原哲夫、大友克洋、トミカ、ストIIがコラボしたトヨタ新CMが濃すぎる

展開についていくのがやっとな世界観。

[宮原れい，ねとらぼ]

　トヨタ「C-HR」が、ゲーム「ストリートファイターII」やおもちゃの「トミカ」、さらには「北斗の拳」の作者・原哲夫さんに「AKIRA」の作者・大友克洋さんらとコラボした新CMを3月24日から放映開始。1つのCMの中でC-HRがさまざまな世界観を駆け抜ける、なんとも豪華な動画となっています。

動画が取得できませんでした

　CMではまずSF映画のワンシーンからスタートし、その流れでC-HRが空中ジャンプすると自動車が自然とトミカ化。さらに今度はストIIの世界に行って「リュウ」と「春麗」による必殺技をいかした洗車（関連記事）を受けると、場面は「北斗の拳」のような世紀末へ。「ヒャッハー！」な悪役に追い回されるもなんとか逃げ切り、カラフルな世界に戻ったと思ったら、いつの間にか「AKIRA」の舞台・ネオ東京を走るC-HRの姿が。濃い世界を一気につめこみすぎいいぃぃ……！

謎のマシーンからの攻撃を受けるSF映画的シーン

ジャンプしたらトミカになるC-HR

いつの間にか2D化して格闘洗車されたら

そのまま原哲夫さんの「ヒャッハー！」な世界へ

抜け出すと一気にアニメ的な背景に

ネオ東京じゃないか……！

　制作にあたり、“心の底からワクワクできる映像”を目指したという今回のCM。そのため制作陣が子どもの頃に夢中になったたくさんのコンテンツをテーマにし、最高の形ですべてのファンから認められるものにするためにと、ぎりぎりまでディテールにこだわったそうです。

　CMに登場した「トミカ」「ストリートファイターII」「原哲夫」「大友克洋」の4つの世界は、それぞれで“オリジナルWEB動画”を制作。公式サイトの特設ページで作者インタビューやコラボならではのWebコンテンツと同時に公開されています（「大友克洋篇」は3月27日公開）。

「破壊と略奪の世界×C-HR」のもしもな世界を描いた原哲夫さん

C-HRが「ネオ東京 2017年版」を走る夢の世界を創作した大友克洋さん

WEB動画ではオリジナルの5メートルを超える「トミカタワー」も見られます

(C)2017大友克洋・マッシュルーム／武右ェ門

(C)武論尊・原哲夫/NSP 1983

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（宮原れい）