宝島社の月刊誌『田舎暮らしの本』2月号(1月4日発売)で、「2018年版 住みたい田舎ベストランキング」が発表されました。
『田舎暮らしの本』(1987年創刊)は、田舎暮らしを紹介する日本で唯一の月刊誌。全国各地の物件情報や田舎暮らしに必要なハウツー、お仕事情報や実際の移住者レポートなどを発信しています。
2013年にスタートした「住みたい田舎ベストランキング」は、各市町村に対して実施したアンケート結果(※)を数値化してランキング形式で紹介するもの。
6回目となる今回は「自然の豊かさを楽しみたい人」と「都会の便利さを捨てがたい人」の双方のニーズに応えるため、人口によって2つのカテゴリーに分けられました。
人口10万人未満の「小さなまちランキング」では山梨県北杜市(ほくとし)が【総合部門】の1位。世代別にみると【若者世代部門】は大分県臼杵市(うすきし)、【子育て世代部門】は茨城県常陸太田市(ひたちおおたし)、【シニア世代部門】は長野県辰野町(たつのまち)がランクインしました。
人口10万人以上の「大きなまちランキング」では、【総合部門】と【シニア世代部門】で福岡県北九州市、【若者世代部門】は栃木県栃木市、【子育て世代部門】は福岡県糸島市(いとしまし)がランクインしました。
「小さなまち」総合1位となった北杜市は平成27年(2015年)度から「若者応援プロジェクト」などの総合戦略を具体化。「大きなまち」総合1位の北九州市は「生涯活躍のまち」としてモデルエリアを選定しており、自治体の首長が「移住促進」を公約に掲げる市町村が上位にランクインする傾向がみられます。
また、大分県豊後高田市(ぶんごたかだし)は第1回から6年連続でベスト3入り(今回のランキングでは「小さなまち」【総合部門】2位)を果たしています。
『田舎暮らしの本』2月号では、「小さなまち」各部門上位40位のランキングや「大きなまち」各部門上位20位のランキングを発表。2018年版「移住したい都道府県」ランキングも掲載されています。定価は税込800円。
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