カラスから抜け落ちた羽根で作った切り絵が「素晴らしい」「見たこともない発想」とTwitterで話題になっています。
1本の黒い羽根に、木や電柱からビルなどの建物、そして羽ばたくような鳥の姿も切り絵で描かれ、まさに夕方のカラスが鳴く頃を見事に表現しています。見れば見るほど繊細なのがわかる切り絵で、羽根で作るというアイデアも相まって驚くのと同時に心を動かされます。技術も発想もすごい……!
さらにはカラスの羽根でカラスを作るという切り絵作品もあり、とまって遠くを見るような1羽のカラスを複数の羽根を使って制作。切り絵ならではの表現でカラスの立体感を出しつつ、実際の羽根だけにそのリアルな雰囲気も出ていて、たまらくかっこいいです。
また複数の羽根を通常の切り絵の“黒い紙”として使っているといっても、ただ並べているわけではなく、描くシーンを囲うように羽根を使っていて、見ただけではどうできているのか理解できないほど独特な作品となっています。またそれが魅力的だったり。
投稿したのは、以前に電車内でリュックが顔に当たるあるあるをイラストで描いて話題になった(関連記事)烏海(@_ukai_)さん。通常の切り絵もさまざまな作品を公開していて、Twitterやホームページでは鳥モチーフのものからドラゴンなどの迫力のあるファンタジーな生き物の作品も見ることができます。ちなみに今回の切り絵に使った羽根はどれも拾ったものを使っているそうです。
コメントでは「すごい」「何がおこっているのかわからない」と戸惑うほど驚く声も上がり、「考えたことも見たこともない」「ステキ」と称賛する声が続々と寄せられる人気となっています。
烏海さんは2月24日〜3月8日まで「アトリエキプリス」(大阪市)にて開催される展示「emergence」に参加予定で、こちらでは黒いカラスからアルビノのカラスへと変わる“emergence”を描いた切り絵作品などがお披露目される予定です。
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