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工業用品の通販大手・モノタロウが、無人の実店舗「AIストア」を4月2日に佐賀大学の本庄キャンパスでオープンします。運営にあたっては、AIやIoTを手がけるオプティムと提携。人件費高騰・長時間労働などの課題を解決する実証実験としての試みです。
工具や作業服といった作業用品や、素材等の研究用品約2000点を販売。利用者は専用アプリからログインし、端末に表示されたQRコードをゲートにかざして入店することになります。購入する商品が決まったら、バーコードを端末でスキャンしてアプリ上で決済。その分の商品を持って退店する仕組みです。
店舗の管理には、オプティムの支援サービス「Smart Retail Management」を使用。カメラやゲートなどの機器から取得したデータをAIが解析し、来店状況の分析や防犯検知などを行います。モノタロウはこの実験を通して、工業用品の新たな調達方法を提案すると述べています。
(沓澤真二)
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