つるの恩返しの織物をはだかの王様がネットオークションで購入 NTT東日本が名作同士をつなげてみた結果がシュール
浦島「ああ〜玉手箱開けてえ〜」パンドラ「私も開けてはいけない箱を開けた経験があります」
ネットやスマホの影響力を再認識せざるを得ない動画を、NTT東日本が公開しています。名作の世界にもしもネットや電話があったらどうなるかを描いた動画として昨年話題になった「弊社があの名作をお手伝いしてみました」シリーズを、今度は“通信”の力で名作同士がつながってしまう「つながる名作」として一新。世界観のシュールさに拍車がかかっています。
「3匹の子ぶた」と「赤ずきん」篇
「今から藁(わら)の家を吹き飛ばしまーす」となぜか自分で実況しながら、「ぷぅー!」と子ぶたの家を吹き飛ばすオオカミ。……と思ったら、家でその動画をチェックして「再生回数がイマイチ伸びないなぁ」とひと言。まさかのワイルドアニマルYouTuberやってた!
「家を吹き飛ばしてみた」動画は受けないと思ったのか、次は赤ずきんの前でおばあちゃんを演じた動画をアップロード。しかし視聴者の3匹の子ぶたにはまったく受けず、「こいつの動画マジつまんねぇよなぁ」「ネットでも結構叩かれてるよ」と酷評される結果になっています。オオカミがバズる日は遠そうだ……。
「つるの恩返し」と「はだかの王様」篇
娘に姿を変えて恩返しにきたツルが、織物を売ってお金を儲けるよう言うと、受け取ったおじいさんは「よし、さっそくネットオークションに」とパソコンをカタカタ。このじいさま、やけに手慣れてるな……。
するとスマホでチェックしていたはだかの王様が「良いじゃんこの柄。オリエンタル〜」と気に入り、素材は何かと質問。おじいさんが聞きに行こうと娘のいる部屋を覗いてしまうと、そこにはツルがいてビックリ……かと思いきや、「羽毛か〜」と冷静に確認するのでした。絶対これ恩返し&オークション慣れしてるだろ……!
「浦島太郎」と「パンドラの箱」と「舌切りスズメ」篇
「ああ〜玉手箱開けてえ〜」とハアハアする浦島太郎。開けては本当にダメなのか、「開けちゃいけない箱をもらって困っています。開けてもいいものでしょうか?」と、ヤ○ー知恵○的なところで質問することに。
舌切りスズメのおばあさんから「大きなつづらは開けるんじゃないよ」とイマイチ役に立たないアンサーがありつつ、次に届いたのはあのパンドラさんからのアンサー(!)。「私も開けてはいけない箱を開けた経験があります」「すっごく後悔しています」「めっちゃ後悔しています」というちょっと次元が違うくらい重い経験談を語っています。名作の世界って開けちゃいけない箱、多いですね……。
他にも特設サイトでは、成長したり魔法が解けたことでスマホの顔認証が使えなくなった「『みにくいアヒルの子』と『カエルの王子さま』篇」や、ひこ星がスマホで「#年イチでしかおり姫に会えない件」とつぶやく「『おり姫とひこ星』と『ロミオとジュリエット』篇」などの動画を公開中。いずれも通信によって思わぬ方向につながってしまった「つながる名作」シリーズですが、やはり現代のネットやスマホの与える影響力の大きさは計り知れないなと思わされました……。
- NTT東日本「つながる名作」
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提供:東日本電信電話株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2018年3月29日