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阪急電鉄、阪神電気鉄道、能勢電鉄、北大阪急行電鉄は3月29日、これら4社の路線で利用できるプリペイド方式の磁気カード型乗車券「阪急 阪神 能勢 北急レールウェイカード」の取り扱いを廃止し、ICOCAを導入すると発表しました。カードの販売は2019年春に終了予定、改札機での利用は2019年秋に終了予定としています。
同日、阪急、阪神電鉄、能勢電鉄、北大阪急行電鉄の各社と西日本旅客鉄道(JR西日本)がICOCAとICOCA定期券の発売で合意しました。ICOCAはJR西日本が発行する電子マネー機能付きICカード型乗車券。今回の合意によって2019年春から各社でもICOCAを発売し、レールウェイカードは役目を終えることになります。
なお、レールウェイカードは阪急電鉄、阪神電気鉄道、能勢電鉄、北大阪急行電鉄の4社のみで使えるカードだったことから、JRや近鉄、大阪市営地下鉄(4月からOsaka Metro)などの他社線へ乗り継ぐ利用ができず、あらかじめ出発駅の券売機で目的駅までのきっぷを購入しておく必要がありました。ICOCAやPiTaPaなどの相互利用ができるICカード型に切り替えることで、こういった乗り継ぎ利用の利便性が高まります。
レールウェイカードの払い戻しは2019年秋に開始予定。先だって2017年3月31日に販売を終了した「ラガールカード」「らくやんカード」「パストラルカード」「レジオンカード」も、2019年秋に改札機での利用を終了します。
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