海賊版動画サイト「Miomio」から動画再生画面消える 「不適当な内容を回避するため」と発表文も
政府よりサイトブロッキングの対象として挙がっていた海賊版サイトでした。
海賊版動画サイト「Miomio」が4月17日ごろから、動画再生機能を停止していることがわかりました。サイト上では「本日より不適当な内容を回避ため、本サイトは番組の情報だけを提供します」(原文ママ)と、動画の公開を辞める方針を発表しています。
「Miomio」は、政府が13日に発表した「海賊版サイト対策」でブロッキング対象として挙げていたサイトの1つ。日本のドラマやアニメなどあらゆるテレビ番組が放送日直後に投稿されていた海賊版動画サイトで、画面上にコメントを流す機能はほとんど日本語で書き込まれるなど、多くの日本人利用者を抱えていました。
現在動画のページからはこれまであった再生画面が消え、代わりに次の文章が表示されています。
「本日より不適当な内容を回避ため、本サイトは番組の情報だけを提供します。ご迷惑をおかけして申し訳ございません、本サイトに関してより良いサービスを提供できるよう、尽力を重えてまいりましたが、今後も皆様にご満足いただけるサービスを提供しますため、次回の再開はお楽しんでください。いつもMioMioをご利用いいただ誠にありがとうございます」(原文ママ)
トップページと動画ページは以前と変わらずアクセスが可能。政府は他にブロッキング対象として海賊版サイト「漫画村」「Anitube」をあげていましたが、「漫画村」は11日ごろからアクセスが不安定な状況が続き、「Anitube」は16日ごろから「Webサーバーがダウンしている」というエラーメッセージとともにアクセスできなくなっています(関連記事)。
(黒木貴啓)
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