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Google、古代遺跡を3Dモデルで残す「Open Heritage」開設 バガンもアユタヤも自由な角度から鑑賞できる
戦争や災害で失われる恐れのある遺跡を、3Dモデル化して保存。
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3Dモデル化された古代遺跡を、自由な角度から鑑賞できるサイト「Open Heritage」を、Googleが開設しました。ミャンマーの仏教遺跡・バガンや、タイのアユタヤ王朝の遺跡など、18カ国の歴史的遺産を収めています。
3Dスキャン技術の開発者、ベン・カシーラ氏の非営利団体「CyArk」が協力。レーザースキャンやドローンによる撮影など、さまざまな手段で収集した建造物のデータをモデル化しています。操作方法は左クリック+ドラッグ(1本指でドラッグ)で回転、右クリック+ドラッグ(2本指でドラッグ)で上下左右に移動、ホイール回転(ピンチアウト・ピンチイン)で拡大・縮小。モデルによっては内部構造まで見られます。
※カッコ内はスマートデバイスの場合。なお、アクセス時はWi-Fi接続が推奨されます
カシーラ氏は、2001年にアフガニスタンのタリバンがバーミヤンの大仏像などを破壊した事件をきっかけに、CyArkを設立。3Dスキャン技術を活用し、戦争や災害などで失われる恐れのあるモニュメントを保存する活動に努めています。なお、3Dモデルはダウンロードも可能で、非営利目的に限り使用できます。
(沓澤真二)
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