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厚生労働省は、3月の「自殺対策強化月間」中LINEなどのSNSで行われた相談事業に、1万件を超える相談があったと発表しました。
同省では3月1日から31日までの間、自殺リスクを抱えた若者への相談機会の確保を図る目的で、日本いのちの電話連盟など13団体がSNSによる相談事業を実施。その結果、LINEでの相談件数は1万129件だったと報告しています。
また13団体のうち相談延べ件数が1000件を超えた4アカウント(7団体。うち1団体は10〜20代の女性のみ対象)について単純集計したところ、年齢別では「19歳以下」「20歳代」の相談が合わせて8割以上を、男女別では女性からの相談が約9割を占めていたとのこと。
同省はWebサイトにSNSで相談を行う団体の一覧を掲載しています。
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