抱っこしたいパパの思いがここに……! 外で抱っこさせてくれない子どもを説得するための「プレゼン資料」が本気過ぎる
子どもに送る「ENJOY YOUR DAKKO LIFE」。
外で抱っこさせてくれない4歳の子どもに向けて、「快適な抱っこ生活のご提案 〜ENJOY YOUR DAKKO LIFE〜」というタイトルのプレゼン資料を作ってなんとか説得しようとがんばるパパ。めちゃくちゃ抱っこしたいのが伝わってくる……!
資料を作成しているのは、2人の子どもを持つ漫画家のあおむろ(@aomuro)さん。上の4歳の娘さんが「最近恥ずかしがって外で抱っこさせてくれない」そうで、泣きながら作ったとのこと。ちょっと大げさに思えますが、パパにとってはそれくらいの一大事です。
プレゼン資料では、まずはじめに「抱っこは恥ずかしいこと? →全く恥ずかしいことではない!」と、外での抱っこを拒否する原因となっている羞恥心を取り除くことからスタート。さらに「4歳で抱っこされていたら笑われる? →笑っている子も、ほんとは自分も抱っこされたい!」と、あらかじめ指摘されるであろう懸念点についてもハッキリと述べています。
次のページでは「抱っこされることのメリット」を書き連ねていて、
・移動がラク(歩く必要無し)
→遊ぶことに全体力を注ぐことが可能
・目線の高さが大人と一緒になる
→まるで大人の気分!
・パパの声がよく聞こえる
→お顔が近いからいっぱいお話ができる
・寒い時は身体がくっつくと暖かい
→パパも暖かくなる(WinWinの関係)
と、多くの面からお互いに素晴らしい関係を築けることを説明しています。抱っこすごい。
そして一方で「抱っこされることのデメリット」では、デカデカと「なし」の文字のみ(!)。これが果たして子どもの心に届くかはわかりませんが、少なくとも見てるこちらには溢れる父親側の「抱っこしたい」という気持ちが伝わってきます。ガンバレお父さん……!
ちなみにあおむろさんの娘さんが抱っこを恥ずかしがるようになった理由を編集部が取材したところ、最近「わたしお姉ちゃんだもん」が口癖になっており、そこから「お姉ちゃん=抱っこされない」と、人前での抱っこを嫌がるようになったようです。
同資料が投稿されたTwitterでは「ステキ」「(子どもにも)伝わってほしい」と共感する声が寄せられ、中には子どもが抱っこ魔で疲れている親御さんからも「いつか抱っこしない日がくるのか…」と気付かされて、抱っこがなくなるのを同様に寂しく思う声も。また「なし」と説明された“抱っこのデメリット”で「親の体力が減る」といった意見もありますが、あおむろさん自身も「実際はいろいろあります」と体力的に大変な面を認めつつも、そういう大変さは割とどうでもよくなり、「とにかく抱っこさせて!」という気持ちが強くなってしまうとのことでした。
なおこの「快適な抱っこ生活のご提案 〜ENJOY YOUR DAKKO LIFE〜」は、子どもでもわかりやすい言葉で説明するためにここからさらに資料を固めて、それから娘さんにプレゼンされる予定です。届けパパの思い!
画像提供:あおむろ(@aomuro)さん
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