プレジデントが“サンドイッチチェーン「サブウェイ」が苦境に立たされている”とする記事を掲載したことを受け、Togetterの公式Twitterが「サブウェイガチ勢による分かりやすい注文フロー」を投稿し、「ガチすぎる」と話題になっています。
サブウェイはサンドイッチのメニューを決めてから、パン、野菜、ドレッシングなどを自分好みにカスタマイズできるのが特長。プレジデントの記事では、苦境に立たされている主な要因としてコンビニのおにぎりやサンドイッチの充実が挙げられていましたが、ネットでは「カスタマイズが面倒」「店員の“圧”がありそうで怖い」などカスタマイズへのネガティブな意見もあがっていました。
Togetterが投稿した注文フローでは、注文完了までの流れが詳細に解説されています。メニューを選ぶ所から始まり「最強のパンを選ぶところ」「だいたい『大丈夫です』って言うところ」など5つのスペースで構築されており、「カウンターに立つだけでスタートの合図になる」「野菜の種類と量を選ぶところが本日のメインイベント」など各スペース個別の解説も充実しています。
「好きすぎてバイトまでしていたスタッフが描いた」というだけあって情報量は抜群。充実しすぎて「カスタマイズが面倒」という点を拭い去ることができていない気もしますが、「迷ったらメニューだけ決めて『全部おまかせで』と言えばOK」という大胆な解決策も提示しています。一部では「逆に分かりづらい」という意見もあるものの、「今度挑戦してみる」「サブウェイ行きたくなってきた」との意見があがるなど、おおむね好評の様子です。
では、当のサブウェイはこのイラストをどう思っているのでしょうか。日本サブウェイにイラストへの感想とともに、注文時のコツも聞いてみました。
―― Togetterが注文フローをまとめていますが、どう思われますか?
サブウェイ: 大変光栄なことだと思います。プレジデントさんの記事が元になっていると思いますが、あの記事以降さまざまなファンからコメントをたくさんいただきました。
―― 注文しづらいと言われがちですが、どう思われますか?
サブウェイ: 注文のしづらさはよく言われるのですが、サンドイッチのメニューを選んでいただいてから「あとはおまかせで」とスタッフに伝えるのが良いと思います。最初は「おまかせ」で注文してから、少しづつカスタマイズしてみてほしいです。全然怖くないので気軽に食べに来てほしいですね。
これまでにも、漫画仕立てで注文フローを描いてくれるファンがいたりしました。私たちもカスタマイズ文化普及のために頑張っているのですが、お客さま側が自発的にやってくれるのはありがたいです。
―― 複雑な注文を処理する店員も大変そうですよね。
サブウェイ: そうなんですよ。コミュニケーション能力も問われるし、記憶力も必要です。常連の方から「いつもので」と言われて「ピクルス抜きですね!」みたいなやりとりもあって、コミュニケーションを取ったりします。確かに大変ですが、カスタマイズしていくのはやってる方も楽しいです。
やはり「おまかせで」が安定の注文方法とのこと。筆者も1人でサブウェイに行ったことはありませんが、「怖くないなら行ってみようかな」と思いました。
画像提供:Togetter
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