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そこには肉の活火山が…… 新宿「にくベジ」驚異のニクボルケーノ、誕生の経緯は?

山好きな人が考えた肉の山がここに。

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 先日、Twitter上であるローストビーフのツイートが話題になりました。ローストビーフにチーズをかけるという代物で、名前がニクボルケーノ。まさに活火山のごとくチーズのマグマが注がれる光景は、迫力がありすぎてマジうまそうなんですが……。



 というわけで、この「ニクボルケーノ」を提供している、新宿の「肉バル&野菜バル にくベジ 新宿駅前店」(Instagram)へ行って実物をいただいてみることにしました。


ニクボルケーノ ニクボルケーノ

ニクボルケーノ にくベジの入口

 「にくベジ」は新宿駅東口から歩いてすぐ。場所としては駅ビル「ルミネエスト」の向かい側のビルです。取材当日は平日ランチの時間を避けて入ったのですが、女子会的な感じのグループが多く、結構混んでいるな……という印象でした。カーテンによって仕切ることができるテーブル席があったり、内装もナチュラルな雰囲気で、この感じ女子好みそうだし喜ぶやつや……と思いました。ちなみに、ディナーの時間は女性客だけではなく幅広い客層の方が訪れるのだそうです。


ニクボルケーノ 内装。ナチュラルな感じですね。

ニクボルケーノ

 こちらのお店は、メニューが「肉 vs 野菜」の形で表記されていて、料理だけでなく飲み物も一部肉派・野菜派に分かれています。メニューに赤か緑で色分けされているのがそれぞれ肉派・野菜派のものとなります。


ニクボルケーノ メニュー。見た感じどれも美味しそう。おなかの余裕があれば食べたい…。

 では、さっそくニクボルケーノを注文します。お店の方いわく、通常サイズは4〜5人前、ハーフサイズ(1480円/税別)は2〜3人前として案内しているそうです。


  • ニクボルケーノ 2980円(税別)

ニクボルケーノ おお、肉じゃな……。

 いやあ……でかい……。通常サイズは400gの牛もも肉を使用しているので、見た感じ非常に迫力があります。

 ローストビーフの横にはレモンとライム、器に盛られたピクルス盛り合わせ(カリフラワー・きゅうり・スライスニンジン・ペコロス)とステーキソースが。そして真ん中にローストビーフの山がそびえたちます。周囲には粒状のレッドペッパーがかかっています。この状態で上にチーズをドローっとかけていくと、まるで活火山のような肉火山が現れます……! この様子については動画を撮りましたので、ぜひこの迫力を実感してください。



ニクボルケーノ チーズを…

ニクボルケーノ だばーっと……

ニクボルケーノ かけたんじゃよ……

 チーズはアッという間に固まるので、到着したらすぐチーズをかけてくれます。なので、写真や動画を撮りたい場合は、すぐ撮れる状況でニクボルケーノの到着を待ちましょう。

 山の大きさは、筆者のiPhone8を比較対象で置いてみましたが、うん、割とでかいよね。そりゃ写真映えするよね。


ニクボルケーノ 山の大きさ、iPhoneで比較しました

 ローストビーフは北海道産の牛もも肉を使用しているそうです。肉自体は割と厚めにスライスされていて、大きさにばらつきがあります。中には手のひらサイズ以上の大きさのものもあり、一口でほおばれない……といううれしい悲鳴も聞こえるほど。ローストビーフは厚みがあって食べ応えは充分。赤身肉ということもあり、お腹にもたれにくい感じがしました。


ニクボルケーノ

ニクボルケーノ そしてここでも大きさ比較

 ローストビーフ山の中身を分解していくと、山の土手はマッシュポテト。その上にローストビーフがてんこ盛りで盛り付けられているので、型崩れせずに山を保ってくれています。このマッシュポテト、味自体はかなり薄味であっさりとしています。ローストビーフと一緒に食べるもよし、そのまま食べるもよし。もちろんステーキソースをかけてもよし……という万能ぶり。もしローストビーフがなくても私このマッシュポテトだけ食べていられるな……と思いました。


ニクボルケーノ マッシュポテトが土手になっております。マッシュポテトうまい

 そして、チーズが乗っかったローストビーフ……おいしかったです。このチーズは、チェダーチーズとモッツァレラチーズと生クリーム、それと秘密のものが入っているのだそうで、かけた当初はトロトロ、食べ始めていくとチーズが徐々にかたまっていきます。濃厚でコクがあるチーズは牛もも肉にベストマッチ。チーズとマッシュポテトと一緒に食べてもおいしかったです。辛いのが苦手でなければレッドペッパーと一緒に食べてもいいと思います。


ニクボルケーノ 赤いぽつぽつがレッドペッパーです。

 味を変える場合は、一緒に添えられているレモンやライムを絞ったり、ステーキソースにつけたりするといいでしょう。レモンやライムはさっぱりした感じに変えてくれますし、ステーキソースはあまり濃くはないのですが、程よく甘みがあって牛もも肉にピッタリ。これもおいしいなあ……。ピクルスもさっぱりしていていい感じでしたよ。


ニクボルケーノ ピクルス

ニクボルケーノ ステーキソース

 とにかく肉を食べたぞ! という気分になれるし、ローストビーフ好きにはたまらない逸品だなと思いました。チーズをかけるところはまさにインスタ映えする料理だと思いましたし、そのために行って食べるのはありだなと思いました。

 結局、通常サイズをひとりで全て食べきりました。無茶しやがって……と言われそうですが、ひとりで食べるのは結構大変かと思います。ですので、お店の方がおっしゃる通り、何人かでシェアして食べることをおすすめします。


ニクボルケーノ よく一人で食べたな……。

 なぜこの店でニクボルケーノが生まれたのか、経緯を店長さんに尋ねたところ、「登山好きな前料理長が山にちなんで作ったと伝えられています」とのこと。ニクボルケーノは1日10〜25食程度注文があるそうで、これ目当てに若い女性が来店することが多いのだとか。うん。すごくわかる……。

 今回はニクボルケーノだけを食べましたが、他の料理も気になりすぎるので、今度は何人かで行ってみたいなと思いました。ごちそうさまでした!


ニクボルケーノ 入口の壁に牛さんがいっぱい。牧場か!

肉バル&野菜バル にくベジ 新宿駅前店

  • 住所:東京都新宿区新宿3-27-5 ケースリービル7F
  • 営業時間:12:00〜23:30
  • 定休日:なし


あまにょん


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