歌手のGACKTさんが5月24日、個人事務所が倒産したという『週刊新潮』の報道に対して「くだらなすぎてどうでもいいことなのだが一応コメントしておく」とブログを更新。倒産については無関係であることを断言しつつ、同誌のミスリードを招くような報道に「新潮の品格を疑ってしまう」「こんなオトナが多いから、若者が夢を見られなくなる」など苦言を呈しました。
同誌では、GACKTさんが以前に所属していた事務所「G-PRO」を“実質的な個人事務所”とした上で、「人を見る目は一流ではなかった」の見出しとともに倒産を報道。ヨーロッパから帰国したGACKTさんは同誌の報道を目にしたそうで、「記事の内容を読んでみると余りのバカバカしさに笑ってしまった」と感想をつづり、記事内容の誤りを具体的な話を交えつつ指摘しました。
個人事務所と報じられた件については、「アーティスト契約に基づきプロダクションに所属していただけでボク自身の事務所でもなければ、オーナーでも株主でもない」と完全否定。事務所関係者に数億円単位の使い込みの疑いが出たという話についても、「そんな事実も全くのデタラメ」と断じています。
また、GACKTさんが事務所倒産の渦中にいるかのような報道のされ方については、「一年半も前にボクはこのプロダクションとの契約も切れ、別のマレーシアのプロダクションに移ったのにも関わらず、今回の出来事を無理やりボクに関連づけるのはそもそも乱暴すぎはしないか?」と強引にスキャンダルとして扱うようなやり口に苦言を呈し、「事務所を精算させたのもその親会社の都合であってボクそのものにはまったく関係のないこと」とあらためてこの一件とは無関係であることを表明。
同誌の報道に憤慨した様子のGACKTさんは、「突然新潮に背後からタックルされたようなものだ」と現在物議を醸している日本大学アメリカンフットボール部の問題と重ねた見解をつづっており、「大人達の勝手な都合で人の人生を振り回したり、誰かを巻き込むのはいい加減やめてもらいたい」「オトナが夢を与えられない国に未来はない」など日本の未来と若者を憂いていました。
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