祝「東京外環千葉区間」開通、フツーじゃ見られない高速道路の裏側公開 「これがあの“緊急避難路”かっ！」（2/3 ページ）

2018年6月2日開通。苦節50年、開通直前の外環へ「歩いて」潜入！（写真100枚）

[岩城俊介，ねとらぼ]

「非常電話」「緊急脱出通路」も！　開通したらもう体験できない、フツーでは見られない「高速道路の裏側」に潜入

ここは外環松戸ICの入路／出路となる県道1号線中矢切付近の交差点。6月2日の行き先案内板には、まだテープで隠されている「新しい行き先」が表れるはず

うっすらと行き先が見えますね

松戸ICの内回り方面出口からいざ潜入

うぉぉ、NEXCO東日本のパトロールカー「日産・エクストレイル」の奥に広大な空間が！

ちょっと目線を下げるとけっこう高低差がある

道路のど真ん中で寝そべってみたりしてみた

ちなみに外環のトンネル部は「掘割構造」といって、真ん中に開口部がある半地下構造になっている。日中は追い越し車線の上から光が入る

開口部を上に眺める

外環内回りの松戸出口

イベント当日は、工事に携わった人を紹介し、称える「俺の外環」展示も

みんないきいきとしたいい顔。中には外環工事に30年以上も携わったレジェンドもいた

かっこええなー皆さん

外環千葉区間のPRキャラクター、川栄李奈さんと志尊淳さん

外環千葉区間の終点「高谷JCT」付近の模型

今回潜入した「松戸IC」付近の模型

携帯電話電波のアンテナ（移動体通信設備アンテナ）と中継装置（ごく小さい基地局）。これを一定距離ごとに設置して連続したエリアを構築することで、トンネル内でも電波がつながる

携帯電話電波のアンテナと中継装置

外環千葉区間（松戸IC） 車速誘導灯の様子

外環千葉区間（松戸IC） 車速誘導灯の様子2（普段は使われない「多色発光」特別版）

外環外回り 松戸IC付近

NEXCO東日本の方が同行「天井の丸い掲示板に上限速度表示が出ます」

コンクリート壁にいろいろな番号や指示が書かれている

松戸ICを逆向きに見る。右奥の明るいところが松戸ICの入路

39.1キロポスト

入路でのスムーズな加速を支援する「車速誘導灯」がある。

緊急時には赤く点滅する。秘密基地だなこりゃ

壁に並ぶ車速誘導灯が前方へ「ツツツ……」と流れて見えるように点滅し、「このくらいまでちゃんと加速してね」と促す仕組み

普段は使わないが、光源にLEDを用いるので多色発光も可能。特別にカラフル発光して見せてくれた。「どう、どう？　すごいでしょ！」と笑顔のNEXCO東日本の説明員さんもおちゃめ

誘導灯。遠隔操作で一括制御が可能になっているそうだ

誘導灯は一定の間隔で配置されている

松戸IC入路を逆向きで見る

おなじみの標識

39キロポストと松戸入路

間近で見るとかなりでかい「トンネル情報案内版」

合流あり！

みんな楽しそう！

松戸入路合流地点前の38.9キロポストと「下り急こう配あり」＋速度注意！

非常口案内サイン

折りたたみ型の最高速度時速50キロ標識

標識の折りたたみ対応ヒンジ

松戸ICから2キロほど三郷方面へ。トンネルの出口が見えてきた！

外だ！

一定の間隔で配置されている反射板

クルマが通る風圧でファンを回して自身をきれいにする仕組み

また寝そべってみた

カーブとコンクリートの無機質さが美しい

出口案内標識

職員の方がちょちょいと操作盤を操作すると……

手前の3灯ライトが点灯し、

出口案内標識をバッチリと照らす

外環外回り、松戸IC付近のトンネル入口。ここから終点まで外環は地下トンネルを通る

トンネルの入口照明は、ドライバーが進入時に感じる急激な輝度の変化と進入直後に起きる眼の順応の遅れを緩和するために「特に工夫した」設計が為されている

　

外に出た！　ここは松戸市の国道6号線と交わるあたり

トンネルの入口を市川方面に見る