電動パーソナルモビリティ「BIRO」を販売する専門店「BIRO STORE TOKYO」が、2018年6月26日に東京・八丁堀に開店します。
BIROは、イタリアのエストリマが開発した小型の電動自動車。サイズは1740(全長)×1030(幅)ミリ。小さくかわいい車体で、個人のちょっとした街乗りに特化した仕様が特長です。長さも幅も一般的な乗用車の半分ほどなので、乗用車1台分のスペースに最大で4台のBIROを停められるといいます。
動力源はモーターとバッテリー。最大速度は時速45キロ、坂道などで一時的に20%出力を高めるブーストモードも備えます。取り外しのできるリチウムイオンバッテリーを搭載し、家庭用のAC100V電源で充電ができます。2人分の座席を備えますが、日本の法規上、普通自動車免許で運転できる原付ミニカーとしての登録となるために乗員は1人となります。
鋼管フレームとABS樹脂を組み合わせたボディーは、ボンネットとフレームの色を、基本カラー3色とオプションカラー99色の計102色から選んで注文できます。また、カード型のキーレスエントリーシステム、USB電源端子、Bluetoothスピーカーといった装備もあります。
価格はドアなしタイプで158万円から、ドア付きタイプで183万円から(いずれも税別)。月額9万8000円から月単位でレンタル利用ができる「BIROマンスリーレンタルバリュープラン」も用意します。
「BIRO STORE TOKYO」の開店を記念して、6月26日にはオープニングパーティーを開催します。当日は、エストリマの創業者であるマッテオ・マエストリ氏がイタリアから来日し、3車種の新型車を公開する予定です。
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