アーティストであり、大学で絵を教えるDennis Wojtkiewiczさんのフルーツの絵が、とてもみずみずしいのです。見てるとよだれが出そう。
Dennisさんは、1988年からアメリカのオハイオ州にあるボウリング・グリーン州立大学で、絵を教える大学教授。学生たちに絵を教えながら、自身も創作活動を続け、リアリティーを追求した大型のお花やフルーツの絵画で有名なアーティスト。ブリッジハンプトン、シカゴ、ロサンゼルス、マイアミ、パームビーチ、サンタフェ、台北、トロントの国際芸術フェアや米国のギャラリーや展覧会にも多数展示されています。
そんなDennisさんがキャンバスに描く油絵は、フルーツがまるでそこにあるような写実性はもちろんのこと、そのフレッシュさも伝わってくるようで、もうとにかくみずみずしいのです。
薄切りにカットされたシトラスの絵は、その実の粒ひとつひとつが美しく、透明感もあります。向こう側から光が当たっているようにも見えますね。種や綿も表現されています。柑橘類の甘酸っぱい香りがしてきそうです。さらにズームアップしたような絵では、シトラスの実の粒の不ぞろい感や透明感が、本物のような新鮮さを感じさせてくれます。
ホーンメロンの絵もすごい。ホーンメロンは日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、ツノニガウリというウリ科の植物です。種とその周りにあるやわらかいゼリーのような部分の緑色が透明感がありキレイ。断面図や実(種)の部分にクローズアップした構図の絵があり、クローズアップされた粒の色の美しさといったら!
Dennisさんの公式サイトでは、フルーツだけでなく、お花などの絵を見ることができますので、ぜひその美しさを見てみてください。
あまりにもみずみずしく、それを触ったときの感触やかじったときの口の中に広がる味や香りまでが想像できてしまいますね!
画像提供:Dennis Wojtkiewiczさん
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