ロボット掃除機のルンバと羊毛フェルトの猫ちゃんを合体させた姿が、夢に出てきそうなインパクトです。夜に見たら叫んでいたかもしれない。
その“生き物”はゆっくりとこちらに近づいてきて、まるで飼い主に呼ばれて寄ってくる愛猫のようです。かわいいはずの行動ですが、足のない円形の胴体に猫の顔がある見た目は、なにか恐ろしいモノを見てしまったようなヒヤッと感があります。ヤバい……。
羊毛フェルトでできた猫ちゃんのクオリティーが高くてリアルなだけに、スーッと無言で動く姿がシュールを超えたホラーを演出しています。一体この猫ちゃん……ルンバに何が。
生み出したのはTwitterユーザーのさこっちょ(@sacocho)さん。「奇想的なものが “現実に事実として起こる”」という未知のモノを作りたい、見たいという思いから「奇想ものづくり」をしており、今回の「ネコとルンバの雑種」もその発想から生まれた新種の生物のようです。ツイートのハッシュタグにあるように「奇想生物」という言葉がしっくりくる……!
Twitterでは「腰抜けそう」「鳥肌立ちました」と思わずゾッとした人の声が多く寄せられ、「未知の生命体すぎて怖い」「リアル過ぎる」といった、“奇想的なもの”という意味では作者の意図通りの反応も上がり話題に。また漫画『鋼の錬金術師』のあるシーンを思い出す人も多く、「ルンバと猫ちゃんどこに行った?」という声も上がっています。鳴き声がルンバの機械音なのは間違いなさそう。
なお、さこっちょさんは他にも「モノレールみたいな猫」を羊毛フェルトで形にしたような、「ネコレール」なる奇想生物も生み出していて、レールの上をひたすらにグルグルと回る姿が見られます。さこっちょさんが影響を受けている動画などに興味のある方は、公開されているnoteをのぞいてみるとなにかひかれるものがあるかもしれません。
画像提供:さこっちょ(@sacocho)さん
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