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年に1度だけ、わずか15分のレア体験 秋田港の「貨物線」特別列車に乗ってきた月刊乗り鉄話題(2018年8月版)(2/3 ページ)

あのレア列車「あきたクルーズ号」に、年に1度だけ安く乗れるチャンスがありました。乗ってきましたよ。

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土崎駅から貨物線へ入る

 土崎駅からいよいよ貨物線に入ります。こちらは奥羽本線の支線で、線路所有者はJR貨物。JR東日本はこの線路を借りて営業するために、国土交通省から第二種鉄道事業者の許可を取っています。お上のお墨付きですね。

 この貨物線ではゆっくり走ります。ふだんは貨物列車しか走りませんから、何度か一時停止をして安全を確認しているようです。

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左へカーブする線路が貨物支線。直進方向が奥羽本線の青森方面

 貨物線の車窓は、特に面白くはありません。前半は住宅街。後半に大きな倉庫が見えて、臨港地域に入ったなーくらいの感想です。でもいいんです。簡単には見られない車窓ですからね。満足です。秋田港駅に入ると、線路がどんどん分岐して、広い構内に入ります。前方に大きな船が見えて、左手にガラス張りの展望塔「秋田市ポートタワー セリオン」が現れました。

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住宅街を通り抜けて……
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秋田貨物駅構内に入りました
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秋田港のシンボル、ポートタワー「セリオン」が見えてきました
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秋田港駅。駅名標もちゃんとある

 こうして秋田港駅に到着。15分の旅は短く感じます。しかし乗り鉄にとって満足度は高く、密度の濃い15分なのでした。

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秋田港駅に到着 あきたクルーズ号の乗車時間は濃い15分!

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