ホテルは、旅行者を24時間温かく迎え入れてくれる場所ですが、時には思わぬ珍客が来ることもあるようです。米コロラド州にあるスタンリーホテルは、世界的な小説家スティーヴン・キングが滞在し、ホラー小説『シャイニング』を執筆した場所。昔から心霊現象がみられるとウワサされているホテルでもあり、同作の舞台となった「オーバールックホテル」のモデルにもなっています。そんな老舗ホテルに、ある夜招かれざるお客が訪れます。その様子をとらえた動画がFacebookページに投稿されました。
深夜にやってきた招かれざるお客とは、なんとクマさん! 撮影者であるホテルスタッフからわずか数メートル先にいるクマさんは、ホテルのロビーにあるテーブルにのぼり、ゆったりと周りを見渡しています。撮影しているホテルスタッフの存在に気付いているのかいないのか、とってもマイペース。
テーブルからゆっくりと降りたクマさんは、のっそのっそとこちらに向かってくるしぐさを見せます。さすがに撮影者も慌てて身構えたのか、少しカメラの角度がずれる場面も。しかしクマさんは人間の方には向かってくることはなく、そのまま反対方向にとゆっくり歩いていくのでした。
動画の終了間際には、「また来るよ」とでも言っているかのようにカメラ目線を送るクマさん。そのままホテルスタッフが外に出るよううまく誘導し、事なきを得たようです。ちなみに深夜だったためロビーには誰もお客さんはいなかったとのこと。
クマがホテルのロビーに現れるという出来事にも驚きですが、声も出さず、慌てず冷静にクマさんの撮影を続けるホテルスタッフの肝っ玉の大きさにも注目が集まりました。Facebookには「ホテルスタッフの冷静さが信じられない」「今日は空室ありますか?って聞きにきたのかも」「クマさんも幽霊に会いたかったんじゃない?」というコメントが集まっています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- クマ牧場跡地に「1頭が悪環境で放置されている」写真が話題 札幌市が「誤解」と否定 健康状態も良好
2004年に閉鎖した「定山渓熊牧場」の跡地で、現在は残ったクマ2頭を管理者が飼養しているとのこと。 - 子グマ2頭を背負い対岸まで泳ぐ母グマ 母性愛がたぎる貴重な映像
愛情いっぱい母グマクルーズ。 - 家に帰ったらくつろぐコアラの姿が……? ソファに座ってゆったり
コアラ「おかえり」。 - オーストラリアではよくあること 仕事から疲れて帰宅した女性をコアラがポールダンスでお出迎え
仕事の疲れも吹き飛んだそうです。 - クマさんの心とろけるブラッシングタイム ごろんごろんと気持ちよさそう
完全無防備、されるがまま。