マッチョすぎるぜ 1000馬力超の1968年製「ダッジ・チャージャー」爆誕、荒ぶる地獄(?)のハイパワー(1/2 ページ)
マジな60年代のモンスターが新型HEMIエンジンでよみがえる。
フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)のカスタムパーツ部門、Mopar(モパー)が、米国・ラスベガスで開催された「SEMAショー 2018」で1968年型のダッジ・チャージャーを改造した「1968 ダッジ・スーパーチャージャー・コンセプト」を発表しました。
初代ダッジ・チャージャーは、「マッスルカー」などと呼ばれ、1960年代後半から1970年代に販売されたアメリカンハイパワー車の1つ。マッスルカーの欠かせない要素に「大排気量で大パワーのV8エンジン」が挙げられますが、ダッジ・チャージャーの最上位モデルはその中でも強力な、当時のレース用ハイパフォーマンスエンジン「426 HEMI」(426立方インチ/約7リッター)の公道仕様を搭載していました。
この426 HEMIを作り上げたMopar自身が、現代の技術で磨き上げた「最新HEMIエンジン」を製作。再びダッジ・チャージャーに載せてモンスターマシンとしてよみがえらせたクルマが、今回の「1968 ダッジ・スーパーチャージャー・コンセプト」です。
1968 ダッジ・スーパーチャージャー・コンセプトは、1960年代当時の力強いスタイリングはそのままに、最大1000馬力に達する超強力なスーパーチャージャー付きV8エンジン「Hellephant」を搭載します。そしてMoperはこのHellephantを、搭載に要する補機類を含めた「カスタムパーツ」として2019年第1四半期に市販することを明らかにしました。
1968 ダッジ・スーパーチャージャー・コンセプトは、まず「そのまま売れそうな」しびれるカッコよさがあります。そして、Hellephantをメーカー純正といえるカスタムパーツとして市販する計画ということで、本当に1968 ダッジ・スーパーチャージャーを実現したり、このほかの古き良き車種のカスタムを仕立てたりするような、新たなアフターマーケットの喚起も期待できます。今後の展開に期待ですね。
(参考)最近流行? 自動車業界の「古き良き1960年代」施策いろいろ
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