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「カローラ スポーツ」の鬼改造カスタムカーたちがSEMAショーで爆走 FR化してナイトロ噴出850馬力ですってさ(1/2 ページ)

かっこいいケン・ブロック選手撮影仕様から、ガチでSUGEEEやつまで。【訂正】

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 日本では「カローラ スポーツ」(関連記事)として販売するトヨタの小型スポーツ車「カローラハッチバック」。同車をベースとした個性的なカスタムカーが「SEMAショー2018」に登場しました。

「カローラハッチバック」HOONIGAN撮影車仕様
「カローラハッチバック」HOONIGAN撮影車仕様(写真:トヨタ自動車、以下同)

 まずは黒色のカローラハッチバックから。ラリーカー風の大きなフォグランプやホイールが目を引きます。佇まいはちょっと控えめですが、シュッと締まっていてカッコイイ。ただ者ではなさそうな雰囲気があります。それもそのはず、ブッ飛んだドリフトパフォーマンスで知られるラリードライバーのケン・ブロック選手(関連記事)が率いるチーム「HOONIGAN」が製作した車両です。

 ……といっても、このマシンでブロック選手がド派手なドリフトパフォーマンスをするわけではありません。撮影機材などを積み込み、ケン・ブロック選手を追って撮影するのがこのマシンの役目。誰もが驚く“神業”を撮影するには、撮影車にも高い性能が求められるのです。

 続いては黄色のカローラハッチバック。カローラハッチバックはFF(フロントエンジン・フロントドライブ)車ですが、TRDとPapadakis Racingがギンギンのドリフト仕様に仕立てました。ドリフトするならばと駆動方式をFR(フロントエンジン・リアドライブ)に大チェンジ。さらにゲームや映画で切り札のように使われる“ナイトロ”こと「NOS(ナイトラス・オキサイド・システム)」組み込んだ2.7リッターの2AR-FEエンジンを備え、最大850馬力を発生するバケモノマシンになっていました。

 ちなみにカローラ スポーツの「G」グレードなどに搭載される1.2リッターターボエンジンは116馬力。これもこのクラスのエンジンとしてはかなり高出力ですが……この7倍以上とは。どんな乗り心地なのでしょうね。

TRDの手がけたドリフト仕様は、なんとFR化
Papadakis Racingの手掛けたドリフト仕様は、FR化して850馬力に

 このほか、Super Street、Muscle Tuner Automotive、SoCal Kustomzによるカスタムモデルもカッコイイですね。Muscle Tuner Automotiveのカスタムカーは白黒ツートンカラーが目を引きます。往年の名車「ハチロク(AE86型)」への敬意を表したものだそうです。

 ともあれ、カローラ スポーツはカスタマイズベース車としての素性は良さそうです。日本でもこのようなカスタマイズやアフターパーツ市場が盛り上がるといいですね。

Super Streetによるカスタム仕様
Super Streetによるカスタム仕様
Muscle Tuner Automotiveによるカスタム仕様
Muscle Tuner Automotiveによるカスタム仕様
SoCal Kustomzによるカスタム仕様
SoCal Kustomzによるカスタム仕様

【訂正:2018年11月6日 18時 次の表記に誤記がありました。修正いたします。FF(フロントエンジン・リアドライブ)→FF(フロントエンジン・フロントドライブ)】

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