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auの3G通信「CDMA 1X WIN」、2022年3月末に終了 高速パケット通信で2000年代の携帯普及に貢献

第4世代となる「4G LTE」対応機種への変更を呼びかけています。

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 KDDI、沖縄セルラーは、2022年3月末をもってauの3G携帯電話向けサービス「CDMA 1X WIN」を終了すると発表しました。高速データ通信が可能な「4G LTE」、音声通話をデータ通信で行う「au VoLTE」の普及に伴い、利用者数が減少しているため。終了以降、「au VoLTE」の非対応機種は利用できなくなります。

2006年に発売されたCDMA 1X WIN対応モデルの1つ「W43S」

 「CDMA 1X WIN」は、2003年11月より提供している3G(第3世代の通信規格)サービス。効率的なパケット通信方式により「ダブル定額」といったお得な定額プランを実現し、携帯電話の普及を支えました。しかしスマートフォンの拡大に伴いより高速な通信環境が求められるようになり、第4世代となる通信規格「LTE」を各社が採用、auも「4G LTE」「au VoLTE」を開始し、「CDMA 1X WIN」の利用者は減少していきました。

 同サービスの受付は2018年11月7日をもって終了していましたが、2022年3月にはサービスそのものが終了することに。KDDIでは「4G LTE」対応機種への変更を呼びかけています。11月16日より「CDMA 1X WIN」からの機種変更にかかる契約事務手数料は無料で、auスマートフォンへ機種変更する場合は「初スマホ安心サポート」を無料で提供するとしています。



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