建築模型がアートになった ティーポットやガラス容器に小さな庭を作った作品がファンタジック

建築模型がこんなステキな作品になるなんて。

[きんじょうめぐ，ねとらぼ]

　ガラスのティーポットや球体の中に小さな家具や庭を収めた作品が美しいと話題です。手のひらの中に収まる不思議な空間がとてもきれいでステキです。

　作者は建築模型作家のokamoto barba namiさん。もともと建築や家具デザインなどを学んでいたこともあり、建築模型の技法を使って作品を製作しています。通常の建築模型の場合は、実際に建築する建物や空間を想定してプレゼン用として作りますが、okamotoさんの作品は現実にはないファンタジックな空間をガラス容器の中に作り上げています。

「ガラスティーポット（リビングダイニング）」ティーポットの蓋からペンダントライトがぶら下がっているのもいい感じ

「インドアリウム（かまくら）」森の中にソファを置いて寛ぐような幻想的な空間です

　作品に使われる模型は実寸の50分の1サイズで、建築模型のように紙と布で作られています。実際に誰かが住んでいるかのようにガラス容器の中に模型を設置すると、素材のぬくもりも伝わってくるような暖かみがあります。窓際に飾ったら、光の反射でまた違った光景が見えてきそうです。

「wrapped」プレゼントにもらったら感動しちゃいそう

「ガラスポット （家具/庭入り）」ガラスポットの中の植物はプリザーブドフラワーが使われています

　代表作でもある「つみき（ちょっと大人向け）」では、模型を配置した透明な箱を間取りやインテリアを考えるように積み重ねることができて、楽しみながら飾ることができそうです。

「つみき（ちょっと大人向け）」日によって飾り付けを変えて楽しめそうです

　実際にokamotoさんの作品を手にした人は「繊細でとても綺麗」「繊細で透き通るような美しさにうっとりします」などのレビューをしています。

　okamotoさんの作品はminneから購入でき、TwitterとInstagramで作品を見ることができます。okamotoさんが作る建築模型の新たな魅力に惹きつけられそうです。

「cycle〈時計/空間〉」童話『星の王子さま』の挿絵を思い浮かべてしまいました

「igloo/(or surrounded by glass cube) 1/50建築模型」5mm角のアクリルキューブを積み重ねて作ったベッドルーム。光の色でまた違う雰囲気が味わえそう

画像提供：okamoto barba namiさん