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コンサートやイベントチケットの不正転売について、インターネット上も含めて罰則付きで禁じる「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律案」(通称:チケット転売規制法)が12月8日未明、参院本会議で可決され、成立しました。
文教科学委員長の上野通子参議院議員は同法律案について「特定興行入場券の不正転売を禁止するとともに、その防止等に関する措置等を定めることにより、特定興行入場券の適正な流通を確保しようとするもの」と説明。参議院本会議はこれを全会一致で可決しました。
同法案については2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催へ向けて、業者による転売を防ぐ効果を発揮すると期待されていました。公布から6カ月の周知期間を経て施行される予定です。
(Kikka)
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