「オカルトはオワコンじゃない!」 声優・上坂すみれが劇場版「緊急検証!THE MOVIE ネッシーvsノストラダムスvsユリ・ゲラー」の魅力を語る(2/3 ページ)
上坂さんの推しUMAは「モスマン」だそうです。
――上坂さんご自身は不思議な体験をされたことってありますか。
上坂:上海に行ったときにUFOを見たことがあります。レストランが急に停電して復旧を待っていたときに、白い発行体が10分くらいランダムに飛行して消えるのを目撃したんです。でも窓際に居た私とスタイリストさんしか見えていなくて、多分心のきれいな人にしか見えないんだろうなと思いました。あとは自宅で猫を飼っているのですが、急に天井を見て動かなくなるときがあるんですよ(笑)。一説には遠くの音を聞いているときにやる行動らしいのですが、私が呼んでも反応しないときは怖いですね。
――心霊系は怖いですね。そういえばレコーディングでも不思議な体験をされたことがあるとか。
上坂:いわゆる“いわくつき”といわれているレコーディングスタジオでのことなのですが、レコーディングが終わった後に「変な雑音が入っている」とスタッフさんに言われて。自分のミスで撮り直しだと結構落ち込むのですが、「霊の仕業ならばしょうがないか」「オカルトな撮り直しは歓迎」と撮り直しました。
――懐が深い! ちなみに上坂さんは信じる派、懐疑派ですか。
上坂:ビリーバー(信じる派)ではなくて、「へぇーそんなことがあるんだ、面白いなぁ」と思う派ですね。興味はあるんだけどウィンドウショッピングというか、「ほしいものリスト」の人です(笑)。中野ブロードウェイに入っている本屋さんで“ソ連とUFOの関係に関する本”を買ったり、雑誌「ムー」を読むことはあるのでオカルトは好きですが。ちなみに好きなUMAはモスマン(※)です。ふわふわ系のものが好きです。
(※)モスマン……体長2メートルぐらいで翼の生えたUMA。宇宙人のペットという説がある。
――モスマンは結構マニアックですね(笑)。「緊急検証!」の良いところ、気に入っているところはありますか。
上坂:オカルト紅白の企画で「来年はこれが来る」と予測するところですかね。「新宿は独立国家になる」とか「埼玉県が河童に支配される」とか(笑)。「オカルトのこと、よく知らないけどなんか面白いな、元気が出るな〜」っていう感じの方でも楽しめるのが良いところなんじゃないかと思います。
――本作では「ネッシー」「ノストラダムス」「ユリ・ゲラー」という3つの柱で構成されていますね。それぞれご覧になってどう感じられましたか。
上坂:本編が始まるとまず「ユリ・ゲラー」が映画館での注意事項について、超能力で警告してくれるんですが、それを見て「良い人だな〜この人」と思いました(笑)。元祖超能力者感があって、あぁいう堂々とした姿も超能力の一つなんだろうなと感じましたし、実際にスプーンを曲げたりする様子は見たことがなかったので、すごいな〜と思いました。「ノストラダムス」は飛鳥さんが新説を話してくれるんですが、実は私、飛鳥さんが話していることを理解できたことがなくて……(笑)。でも、一生懸命お話されている飛鳥さんすごくいいなと思います。「ネッシー」のお話では“ミス・ネス湖”という謎の人物に関するエピソードが出てきて、全体的に夢のある話だなと思いました。
――今回は中沢さんが実際にネス湖にも調査に行っていますしね。
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