バンダイは、2018年1月5日〜1月8日の期間に実施した「小中学生のお年玉に関する意識調査」の結果を発表しました。調査対象は小学1年生から中学3年生の子どもを持つ親(子どもと一緒に回答できる方)900人で、お年玉の平均年額は2万4424円という結果が出ています。使い道の第1位は2年連続の「貯金」でした。
お年玉の金額は学年に応じて増える傾向にあり、小学1〜2年生で1万9581円、小学3〜4年生で2万1025円、小学5〜6年生で2万3539円と、2年ごとにおよそ2000円ずつ平均額が上昇。また、中学生全体では3万507円となっており大幅に金額が上がっています。なお、全体的な金額は2017年の調査よりも微減しています。
「お年玉をもらった相手」は「祖父母」が91.3%とトップで、「父母」は64.4%、「おじ・おば」は67.3%という結果に。「もらったお年玉の封数」は平均5.0封でした。
気になる使い道ですが、小・中学生の総合1位は「貯金」。2位の「ゲーム機・ゲームソフト」、3位の「おもちゃ・カードゲーム(ゲーム機・ゲームソフト除く)」と続きます。小学生のみの集計でも1位〜3位の結果は同じですが、中学生では2位が「文房具・雑貨」、3位が「衣服・衣類雑貨」となっており、おしゃれに気を使う年齢になったことが伺えます。
また男女別で見てみると、男子は「ゲーム機・ゲームソフト」や、「おもちゃ、カードゲーム(ゲーム機、ゲームソフト除く)」がランクインしている一方で、女子は「文房具、雑貨」や「書籍(マンガ以外)」が上位にあげられています。
アンケートでは、小学生がお正月に楽しかった・うれしかったイベントについても調査。総合1位に輝いたのは「お年玉をもらった」で、解答率は56.9%でした。第2位は「祖父母の家に遊びに行った」(39.6%)、第3位は「初詣へ行った」(22.7%)という結果で、家族や親戚と集まって楽しく過ごすイベントを楽しい・うれしいと感じる傾向が見られました。
なお、お年玉を使える金額についてもアンケートを行ったところ、全額使える小中学生は全体の35.2%にとどまっている一方で、13%は0円と回答しています。
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