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とある理由から「新しい漢字を提案したい」と作られた「システム」の漢字がTwitterで称賛や賛成の声を集めています。これは確かにシステム……!
縦書きで「システム」を書く際、後ろの2文字「テ」と「ム」が繋がってしまうという、あるあるな間違いをきっかけに誕生。さんずいの右側に、部首がいりがしらっぽくなったような“会”が合わさった漢字で、つまりはカタカナの「シ」「ス(入)」「テ・ム(云)」がそのまま一文字に合体した漢字となっています。遊び心と自然な漢字の要素で構成されたシステムが素晴らしい。
投稿したのは、ギャグ漫画『おやつ』や『目玉焼きの黄身いつつぶす?』の作者・おおひなたごう(@gooohinata)先生。ツイートではさらに同漢字の終止形や未然形といった「五段活用」も作っており、さらにそのうちの「しすて・まる」の意味までも「からだ全体を丸く小さくして全体の仕組みを統一する」と創作しています。使いどころが難しいですが、例文から見るに“縮こまる”とかと近い意味なのかもしれない……。
コメントでは「すげぇ」「秀逸」「やっぱりこの人は天才だ」と称賛の声や、「笑った」「採用で」と実際に使ったら面白そうといった声が寄せられ、13万いいねが集まる人気に。また「テ」と「ム」を繋げてしまうことに「やる時ある」「わかりみしかない」と共感の声も多く寄せられています。
画像提供:おおひなたごう(@gooohinata)さん
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