キッチンがあまり広くない人にとって、「調味料や油の容器をどこに置くか」は頭を悩ませる問題です。作業スペースに置くと料理がしにくいし、キッチン全体ゴチャゴチャした印象になる。かといって棚にしまいこむと取り出しにくい……。
筆者は2018年12月に現在の部屋に引っ越してきたのですが、調理スペースをどうすればいいのかはずっと課題でした。特に困っていたのが油などの容器(ビン)の置き場所。
一度は「コンロ奥の隙間部分にラックを置いて、そこを油容器の置き場所にすればいいのではないか?」と思い専用ラックを設置してみたのですが(関連記事)、さまざまな方から「コンロ奥に物を恒常的に置くのは危ない」と指摘を受け、「確かにそうだよな……」と再考することに。
もう少し、自分のキッチンの課題を因数分解してみます。一番大きな問題は「作業スペースがゴチャゴチャしていること」。それを解消するには、「油などの背の高い容器の置き場所を作る」だけでなく、「塩などの調味料の置き場所を作る」ことが必要です。調味料の類いはキッチンの引き出しに入れていたのですが、雑然としていて一覧性がない&新しく物を入れづらい状況になっていました。
……ということで、このゴチャゴチャキッチン問題は、(1)油容器の置き場所を作る、(2)キッチンの引き出しのゴチャゴチャを解消する――の2つを満たす方法が見つかれば解決できそうです。(1)については、取り出しやすい場所にすることも重要。取り出しにくいところを置き場所にすると、私の性格上120%調理スペースに出しっぱなしにしてしまうことが目に見えています。
キッチンにいいスペースがないか……と探し回った結果、コンロ下収納の「扉」がいいのではないかと思い付きました。いてもたってもいられなくなり、扉のサイズを測って100均へ……。
購入したアイテムは、100均のワイヤーネット(メッシュパネル)と、ネットに引っ掛けられるバスケット(ラック)とフック、それからワイヤーネットを設置するための扉用フックです。筆者が購入したのはキャンドゥでしたが、ダイソーやセリアなど他の100均でも販売されており、バリエーションは豊富です。
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