止まらないくしゃみ、延々と出続ける鼻水、目のかゆみ……。今年ももうすぐ地獄の花粉症シーズンがやってきます。今から気が重いという人も多いのではないでしょうか?
花粉症持ちの多いねとらぼ編集部も、毎年この時期になると鼻をグスグス言わせながら記事を書いている編集者であふれかえります。そんなある日、花粉対策ブランド「アルガード」を展開するロート製薬さんから「花粉症の人向けに今までにないバス停広告を作ったのでぜひ見に来てほしい」という話が飛び込んできました。
花粉症の編集部員たちからは「なにそれこわい」「罠っぽい」「絶対嫌だ」といった悲鳴があがりましたが、なんでもなかなかユニークな仕掛けが施された広告になっているとのこと。面白いものがあると聞いては行かざるをえないのが記者の性分です。というわけで、花粉症の編集者が勇気と鼻水を振り絞って見に行ってきました。
広告は花粉シーズンの迫る2月4日から17日にかけて東京都港区の「外苑前駅」バス停留所に設置されているとのこと。早速設置開始された2月4日に実際に現地に行ってみると……あれか!?
バス停広告は「花粉接近中!」と書かれた大きなアクリルの箱に日本列島のジオラマが入っているというもの。確かにインパクトはあるけど特におせっかいな感じはしないような……?
謎が解けたのはそれから数日後。実はこのバス停広告、日が経つごとに花粉(っぽい黄色い粉)がどんどん追加されていくというものだったのです。花粉シーズンが近づくにつれて日本が花粉で埋め尽くされていくため、花粉症の人が見ると日に日に絶望できるというおせっかいすぎる仕様になっています。見てるだけで目がかゆくなるだろ! いい加減にしろ!
ちなみにこの広告、担当者がこまめに人力で粉を追加しているそうなんですが、設置した人も粉を足す人も全員花粉症らしいです。なんでそんな自分の首を絞めるようなことをするんだ……!
なぜこんな無茶なことをしているのかロート製薬さんに聞いてみたところ、この広告は花粉シーズンを前にした注意喚起のため真剣に考え抜いたものだとのこと。毎年花粉症に苦しんでいる人に早くから興味をもってもらい、あらためて事前に花粉対策をすることの重要性に気付くきっかけになればとの思いを込めた取り組みなんだそうです。決して嫌がらせしようとかじゃなかったんですね……!(疑ってすみません)
また、連動企画として福岡、広島、大阪、名古屋、東京、仙台では「ご当地ポスター」を展開中。「福岡タワー」「東京タワー」「大阪城」など各地の名所が花粉に襲われている様子を描いたポスターで、1月21日より花粉の飛散の早い西エリアから東エリアにかけて順次公開されています。
今年も間もなくやってくるつらく厳しい花粉のシーズン。花粉症のロート製薬社員さんたちの体を張って伝えてくれたことを忘れず、みなさんも今のうちから万全の対策をしておいてくださいね。
ただロート製薬さん……花粉症対策への思いは伝わったので、あんまりおせっかいなことはもうやめてくださいね!
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連リンク
提供:ロート製薬株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2019年2月18日