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「絵をコマで区切ると“時間”ができる」「ちょっと顔が違っても同じキャラに見える!」――はじめて自分で漫画を描いてみて、物語を成立させる「ルール」の便利さにフレッシュな気持ちで驚いてしまう。そんな幼少期の思い出を描いたgif動画が話題です。投稿者は漫画家の高野雀(@tknszm)さん。
「四角い箱の中に絵を描いたらいいんだっけ?」手探りの状態から漫画を描き始めた高野さんが、まず驚いたのはキャラクターの記号性でした。少しくらい顔が変わっても、パーツや文脈から同一人物だとわかる。この便利な「お約束」があるからこそ、同じキャラクターを数十コマ、数百コマに渡って描くことができます。
続いて動画に登場するのは「時間の概念」についての感動です。コマで区切ってセリフを与えることで、1枚の紙の上に「時間」が流れる。当たり前のように従っていますが、改めて考えると不思議なルールですね。
投稿者の高野雀さんは、まんがライフオリジナルで『しょうもないのうりょく』を連載中。また祥伝社より『世界は寒い』全2巻が発売中です。
画像提供:高野雀(@tknszm)さん
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