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匿名メッセージサービス「マシュマロ」 同人作家に対する「脅迫」への対策強化を表明

同人作家が断筆宣言をするなど、波紋が広がっていました。

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 匿名メッセージサービス「マシュマロ」は2月15日、増加傾向が見られ問題視されていた同人作家への「脅迫」メッセージに対し、対策の強化を予定していると明かしました。



 マシュマロは匿名で相手に質問やメッセージを届けられるサービスで、誹謗中傷などを含むメッセージを事前に防ぐAIが大きな特徴。最近になり二次創作を発表しているアカウントに対して「同人誌が高すぎる」「権利元に密告する」「調査されたら確実に問題に発展する」といった脅迫まがいのメッセージが確認され、受信者が精神的ショックから小説の断筆宣言をするなど、混乱が広がっていました。

 マシュマロ側は公式Twitterアカウント上で、AIでメッセージを防ぐためのデータが多く集まったため、今後はこの話題の判定をより強化すると説明。また多数報告があった案件については、メッセージ送信者の個人を特定するための情報をすでに調査しており、受信者側が警察に相談し、警察からの要請があった場合には速やかに情報を提供するとしています。

 マシュマロは以前より誹謗中傷などのメッセージについて、妥当な請求であった場合には送信者の情報を積極的に提供する姿勢を見せていました。

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