脊髄損傷の大ケガで2018年10月まで長期入院していた俳優の滝川英治さんが2月24日、親交が深いミュージシャン・GACKTさんの出演映画「翔んで埼玉」の舞台あいさつに観客として出席したことをブログで報告。GACKTさんを“兄貴”と慕っている滝川さんは、「この1年半鼓舞し続けてくださいました」と入院中に心を支えてもらったエピソードを明かしています。
滝川さんは2017年9月、ドラマ「弱虫ペダル Season2」の撮影中に自転車の転倒事故に遭い、脊髄損傷の大ケガを負って入院。言葉を全く発せない深刻な状態から懸命なリハビリに励み、2018年10月18日には「セカンドステージの幕開けだ!!」と無事退院を発表すると、同年12月にはパラスポーツを扱う「BSスカパー!」の新番組「PARASPORTS NEWS アスリートプライド」で芸能活動を再開させていました(関連記事)。
2人は事故前から一緒にトレーニングに励むなど親交が深く、「怪我をして真っ先に連絡をくださった兄貴」と最初に連絡をくれたのもGACKTさんだったとのこと。「時間はかかると思うが諦めたら終わりだぞ またいつか一緒に何かやろうぜ」と常に激励されていたそうで、入院中のブログでも、「命あっての人生だ」「生きてこそだ」「負けるなよ」「体調はどうだ?」「リハビリはどんなだ?」「またトレーニングしような!」「信じてるぞ」など、心の支えになる言葉を多くもらったことを明かしていました。
GACKTさんは同日にFacebookを更新し、「俳優仲間の滝川英治が舞台挨拶に車椅子で来てくれた」と滝川さんの来場を報告。「今も必死に戦っているそんな彼からはたくさん勇気を貰っている。彼は決して諦めない。将来、一緒に共演できることをボクも信じている」と滝川さんの勇姿をたたえ、「英治、ありがとな。頑張れよ。ボクも頑張る」と兄貴分としてエールを贈っています。
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