春に向け、だんだんと温かくなるにつれて気になってくるのが「花粉」。花粉症の患者は年々増え続けており、1年前まではなんともなかったという人でも「いつの間にか目がかゆい」なんてことがありうるのが花粉症の恐ろしいところ。
そんな花粉症に苦しむ人類のために、ロート製薬は花粉対策のためだけの人工知能である「A.I.」もとい「K.I.(Kafun Intelligence)」を2017年に開発。これまでの2年間さまざまな方法で花粉に苦しむ人類を救ってきた「K.I.」ですが2019年はどうやら様子が違うみたいです。ロートさん、前回のバス停広告であれだけおせっかいしちゃだめって言ったのに、いったいなにやらかしちゃったんですか!
「K.I.」とは
「K.I.」とはKafun Intelligenceの名が示す通り、花粉対策専用人工知能のこと。ロート製薬が「全ての花粉で苦しむ人々を救いたい」という思いから開発したもの。
過去には花粉症の症状を訴える人のTwitter投稿を収集し、その悩みを解決するアイテムを人知れずプレゼントしていたのだが、2年という月日が「K.I.」を変え、自動アップデートにより新たな機能を搭載してしまったのだといいます。なにそれこわい。
新機能「カフン認証」
その新機能が「カフン認証」。
「隠れ花粉症ビギナー」と呼ばれる、目のかゆみを感じながらも絶対に「花粉のせい」だと認めず、現実から目を背ける人たち。そんな「隠れ花粉症ビギナー」の悪あがきにも見える「絶対に花粉症であると認めない」旨のツイートを勝手に解析し、さらに勝手に情報を収集し、「あなた花粉症なんじゃないか!?」と診断する機能が「カフン認証」。勝手が過ぎる。
明確に花粉症で苦しんでいる人に手を差し伸べる機能を捨て、花粉症なのに花粉症ではないと言い張る人“だけ”を助けるという方向に謎の異常進化を遂げてしまった「K.I.」、なんておせっかいな人工知能だ。しかも、ツイートの内容を分析してプレゼントの内容までも勝手に決めてくれるなんて、本当におせっかいと言うほかない。
しかし「K.I.」によってツイートが解析されても、DMやリプライなどは来ず、発見されてから3時間以内に当選手続きを行わないとプレゼントをゲットすることはできないんだとか。肝心なところで気が利かない人工知能だぜ。
カフン認証を試してみる。
そんな「カフン認証」の精度がどれくらいのものなのか、ねとらぼ編集部で少し実験してみたいと思います。花粉症でも「隠れ花粉症ビギナー」でもない筆者がTwitterでそれっぽいことをつぶやき、解析に引っ掛かるのかどうか試してみます。
「カフン認証」がものすごい人工知能であるならば「隠れ花粉症ビギナー」ではない人間のツイートは箸にも棒にも掛からない。反対に「花粉」「目がかゆい」等のワードをただ抽出してるだけの機能であるならば、健康体である筆者のツイートも解析される可能性があるということです。
やはり、隠れ花粉症ビギナーではない人間が隠れ花粉症ビギナーを装ってツイートをしても「K.I.」をだますなんてできないということか。すごいぞ「K.I.」、すごいぞ「カフン認証」、いったいどういう仕組みなんだ!? 謎過ぎる、人類の敗北だ。
筆者が本物の「隠れ花粉症ビギナー」でないため「カフン認証」の機能についてこれ以上調査を進めることは難しい、というか無理なので、ここから先は君自身の目で確かめてみてくれ! 君たちに人類の未来は託されたっ……。
目のかゆみには「アルガード クリアブロックZ」
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「いや、それでも私は花粉症ではないから目薬なんて使わない」という本当に頑固な「隠れ花粉症ビギナー」の方も1度試してみてはいかがですか。
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提供:ロート製薬株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2019年3月10日