イラスト作家のエルクポット(@elkpots)さんが描く、猫たちのシュールなイラストが一目ぼれしちゃう魅力にあふれています。
エルクポットさんがTwitterで連載しているのは、2匹の庶民猫と仲間たちが描かれる「キミとダスキス」。黒ぶちの猫“キミ”と、薄茶色な毛並みの“ダスキス”が主人公の手描きイラストは、シュールでクスッと笑える展開がクセになります。
“投げちゃダメ”
目玉焼きを作ったキミ。お鍋をふりすぎたのでしょうか。熱々の目玉焼きがダスキスの頭上に見事着地しています。こんな状況でもダスキスの冷静すぎるコメント。それに対してキミは「目玉焼きが乗ってるからね」と一言。なんだかおとぼけでかわいらしい2匹です。
“エモい芸術”
キミをモデルにして絵を描いているダスキス。しかし、キャンバスの中にはキミと似ても似つかない野性的な猫が。キミからの「いい感じ?」という質問に、「超エモいです」とこたえるダスキス。えっと……これってキミだよね……?
“勉強あきた”
仲良く並んでお勉強をしていた様子のキミとダスキスですが、キミは集中力が切れてしまったのか、「あ、そーれ」と、とってもワイルドに勉強道具一式を投げ出してしまいます。ダスキスはそんなキミを横目に冷静かつシュールなつっこみ。
“炒飯”
再び、キミのお料理コーナー。今回は中華鍋でチャーハンを作ったようですが、張り切りすぎてしまったのか、チャーハンが盛大にお鍋の外へダイブしてしまっています。しかしそこはさすが相棒のダスキス、少しだけお皿でキャッチできたチャーハンを差し出して、「ほら! 少しは受け取ったから!」と懸命に励まします。愛だな、愛!
“天然もの”
今度はキノコ料理に挑戦しているキミ。「今晩はきのこ三昧(ざんまい)だよー」と自信たっぷりですが、まな板の上にあるのはダークな色をした巨大きのこ。さすがのダスキスも「ねえ、待って。どこで買ったやつですかー?」「色と大きさやばいですー」と問いかけますが、キミは聞いているのかいないのか。2匹の運命が心配です。
“キッズは有効”
“キッズは有効”では、「バリヤー!」と無邪気に叫ぶ猫ちゃんに「むむっ」「これではうかつに近づけん」とマジメに慄く猫ちゃんが登場。この必殺技、子どもの頃よくやったなあ! これをされたら、全てが有効になる魔法の言葉なんですよね。猫たちの何気ないやりとりにほっこりします。
“落ちないの”
“小雨模様”
他にも、豪快に書初めをしたダスキスと、そのあまりの勢いに墨汁まみれになってしまったキミの“落ちない”にかかった予想外な展開や、泣いているダスキスに、「カフェ、行こっか」と声をかけるキミの優しい“しっぽの使い方”に、2匹らしい空気感と癒やしが感じられます。
手描きのあたたかさと、2匹のシュールなやりとりがクセになる「キミとダスキス」は、Twitterで気まぐれに連載中。じんわりあたたかくなれる、2匹の世界に浸ってみてはいかがでしょう。
画像提供:@kimi_to_daskisさん
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