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「おっさんは俺が守る」 小さな猫さんのけなげな気持ちを描いた漫画に目頭が熱くなる

高い志を持つ猫さんです。

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 一緒に暮らす“おっさん”のことを思う、けなげな猫さんの漫画がTwitterで人気になっています


猫と松 おっさんと一緒に暮らしている猫さん


 猫さんの一人称は“俺”。黒い毛並みで顔・胸元・足先が白。首にはネクタイみたいなリボンを結んでいます。猫さんはおっさんの手の中に収まってしまう位のサイズ。指をなめて甘えているのかと思ったら、心の中で「おっさんはとがった爪を出すこともできない弱い生き物だ」「親分猫が攻めてきたら俺が守ってやるからな」と決意しています。


猫と松 「おっさんは俺が守る」と決意する猫さん

 ある日、猫さんが目を覚ますとおっさんの姿が見あたりません。どうやら外に出掛けているようです。「牙も爪もないおっさんが親分猫に勝てるはずがない」と心配になった猫さん。「俺が守るって言ったのに」と思いながらおっさんを呼び続けます。



 そこへひょっこりと帰宅したおっさん。親分猫にやられた様子もなく元気です。おっさんが無事なことに安心してじゃれつく猫さん。「どこもケガはねえか?」「よその猫にいじめられなかったか?」と詰め寄ります。そんな猫さんの気持ちが通じるはずもなく「どうした、そんなに寂しかったのか?」と答えるおっさん。心配していた猫さんに引っ掛かれてしまいます。



 この漫画が投稿されると「かわいい」「すてきなお話」「いとおしさが増す」「猫はいつもこんな風にして人間のことを思いやっているのかと思うと胸が締め付けられる思いです」といったコメントが寄せられています。確かに、「心の中でいろいろ考えているのかも」と思ったら愛猫を見る目が変わってしまいそうです。高橋ひでぶさんは漫画家さん。著書に時代劇BL『雪と松』(1〜2巻)などがあります。



画像提供:高橋ひでぶ(@sucombut)さん

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