「劇場版パタリロ!」が2019年6月28日に公開決定! 主演の加藤諒「他の人に演じてほしくない」
白組がVFXを担当。“見たことはあるけど、観たことのない”パタリロ!ワールドが展開。
制作が発表されるも諸般の事情で公開が延期になっていた映画「劇場版パタリロ!」が、2019年6月28日から全国ロードショーとなることが発表されました。うれしい!
1978年の連載開始から高い人気を保ち続け、シリーズ累計発行部数は2500万部を超える同作。2016年に2.5次元ミュージカルとなり再び話題になったのは記憶に新しいところです。映画では白組が手掛けるVFXにより、“見たことはあるけど、観たことのない”パタリロ!ワールドが展開されるとのことです。
主人公のパタリロを演じるのは、舞台版と同じく加藤諒さん。「パタリロ役は他の人に演じてほしくない」と本人が語るように、この役をやるために生まれてきたかのような加藤さんによる「生きたパタリロ」の存在感がさく裂、歌い踊りスベってと、スクリーン狭しと暴れまわることになりそうです。そして、青木玄徳さんと佐奈宏紀さんが演じる、バンコランとマライヒの倒錯した純愛も見どころ。さらに、タマネギ部隊の一員として須賀健太さんが出演する他、哀川翔さん、西岡徳馬さん(「徳」は旧字)、鈴木砂羽さん、松村雄基さん、近江谷太朗さん、木下ほうかさんらのキャスティングも発表されています。
監督は、舞台版の演出に引き続き小林顕作さん。小林さんは「舞台を“少しだけ映画寄り”にしてみました」と語っており、独特の空気感とぶっ飛んだ面白さがほぼそのまま映画で再現されることになりそうです。原作者の魔夜峰央さんといえば、現在上映中の映画「翔んで埼玉」が世間の(特に埼玉県の)話題をさらっていますが、これに続く衝撃作にとなることが期待されます。
魔夜峰央さんのコメント
「パタリロ!」が映画化なんて感無量! 舞台版の時から実写は不可能だと思っていたので、どうやって作るのか見当もつかなかった。一言で言うと、とにかく“全編ミスマッチ”。舞台をご覧になった方もご覧になっていない方も、何も考えずに見ていただきたい。頭を使わなくても、放っといても勝手に笑わせてくれますから。決して3人では観ないでください。その理由は……座席のことはよく分からないけど4人以上で見たほうが楽しめると思うな(笑)。
小林顕作さんのコメント
見たこともない感じの映画に……するつもりはなかったけれど、結果的に考えてもみなかった映画になりました。スタッフが感情移入してくれて、舞台の空気感をそのまま“少しだけ映画寄り”にしてみました。「パタリロ!」の楽しみ方はたくさんありますが、応援上映の進化型のように映画館を楽しい場所にしたいですね。できることは何でもやりたいので、「試食コーナー」を作って、僕が毎日映画館の前でお客さまをお待ちしています(笑)。
加藤諒さんのコメント
こんなに作品に愛を注いだことは初めてなので、パタリロ役は他の人に演じてほしくないんです。舞台版がすごく楽しかったので、それを同じスタッフ、キャストで映画にすることができてさらに楽しかった です。コミックのファンの方も舞台のファンの方も、「パタリロ!」を見るのが初めての人も、誰にでも喜んでもらえるすてきな作品になっています。今回の映画では、舞台版にはなかったソロの挿入歌を初めて歌いますのでお楽しみに!!
(ADAKEN)
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大事なことはだいたいみんな、魔夜作品から教わった。
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