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2019年3月26日の株式市場で、任天堂が急反発。海外で「新型Nintendo Switchが今夏にも登場する」と報じられたことが買い注文につながったようです。
一時は前日比2070円高の3万2520円にまで上昇。1450円高(+4.76%)の3万1900円でこの日の取引を終えました。売買代金は全市場で2位でした。
米紙ウォールストリートジャーナルは25日付で、Switchの新型2機種が早ければ今夏にも登場すると報道。ゲーマー向けの上位機種と、「ニンテンドー3DS」の後継となるカジュアル層向けの普及機種で、6月に米国で開かれるゲーム見本市「E3」で発表されるとしています。
現行Switchの販売が頭打ちになる懸念や、米Googleが最近発表したゲームプラットフォーム「STADIA」が将来の強力なライバルになりうると指摘されたこともあり、1年前に5万円をうかがう水準だった任天堂の株価は現在、4割近く下げて3万円前後で推移しています。
今回の報道の真偽は不明ですが、新型Switchの登場がSwitch人気に再び火を付け、任天堂の業績拡大につながるかも──という思惑が今回の株価上昇につながったようです。
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