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雑学その3:旧日本軍が開発した「こんにゃく兵器」とは?
低カロリーでダイエットのおともとしても知られるこんにゃく。しかし、戦時中の日本では食べ物としてではなく、“ある兵器の部品”に使われていたのだとか。
旧日本軍による変わった兵器として、太平洋戦争で使われた「風船爆弾」が知られています。直径約10メートルの気球に爆弾を搭載し、偏西風にのせて米国まで飛ばすというもの。気球は、こんにゃく製の“のり”で貼り合わせた和紙でできていたそうです。
こんにゃくのりには「乾燥すると水をはじく(気球が雨に強くなる)」「ゴム製のものよりも、気球内部の水素ガスが抜けにくい」といったメリットがあり、意外な材料が採用されているのにも、それなりの理由があったといいます。
ちなみに、気球1つあたりに使われた和紙は約3000枚といわれており、当然、こんにゃくのりも膨大な量が消費され、「民間ではこんにゃくの流通がほぼストップし、戦争が終わるまで出回らなかった」といわれています。
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