テレビアニメ「世話やきキツネの仙狐さん」の第2話が動画サイトなどでの配信を開始し、第1話に続き再生数を伸ばしています。今回は「耳かき」推しな回で、多くの視聴者が癒やされたり、耳かきされた過ぎて涙を流したりしているもよう。2話にしてこの感じ……最終話後が怖い。
「世話やきキツネの仙狐さん」は、リムコロさん(@rimukoro)がコミックNewtypeなどで連載している同名の漫画をアニメ化したもの。現在単行本が4巻まで発売されています。
第1話で、ブラック企業に務める会社員である中野の家に世話を焼きに来た神使の狐「仙狐」(せんこ)さん。見た目は幼いながらも800年の時を生きており、身も心も疲れ切っていた中野を思いっきり甘やかしてあげました。2話は、その翌朝から始まります。
終電で帰ってきた中野、寝不足のまま黒いオーラを放ち会社に向かいます。帰宅後、また仙狐さんが用意してくれていた温かい食事と風呂を堪能すると、風呂上がりに仙狐さんがいいました。「どれ、わらわが耳かきしてやろう」。なんという神イベント。
が、中野は「恥ずかしい」と断ってしまいます。中野のいくじなし! しかしどうしでも中野を甘やかしたい仙狐さん、「耳かきをさせてくれたらわらわの耳を触らせてやろう」と提案します。中野、この提案には猛烈な勢いで乗っかりました。「耳、触らせてくれるんですか!?」。
そしてここから始まる耳かきタイムは、圧倒的な癒やしタイム……であると同時に、自分には耳かきをしてくれる人がいない現実に心がバキバキに折られるメンタル破壊タイムでもありました。現実は非情である。
さらにED後、1人称視点の「スーパー仙狐さんタイム」は畳みかけるように“耳かき”をしてくれます。素晴らしい……これぞ1人称視点の有効な使い方……。視点が上向いてるから鼻に耳かき突っ込まれているとかそういうこと言うんじゃない。
この耳かき推しな2話にニコニコ動画のコメントでは、「見たら現実に戻れなくなる」「現代人の闇」「社畜のよりどころ」「ここが僕の墓場」「見る母性」「仙狐に耳かきされたいだけの人生だった」といった声が上がっていました。2話にして多くの社会人たちの心をつかんだ「世話やきキツネの仙狐さん」、第3話はお隣の高円寺さんが出てくるようです。
(C)2019 リムコロ/KADOKAWA/世話やきキツネの仙狐さん製作委員会
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